富士ソフトが、Windows 7からWindows 10へのアップグレードを簡単に行える支援ツール「らくらくアップグレード for Windows」のWindows 10対応版を発売。OSやアプリケーションのインストール、設定などの手間のかかる工程を一括実行でき、ワンステップで簡単に移行作業が完了する。
富士ソフトは2018年4月3日、Windows 7のサポート終了(2020年1月14日)に伴うマイグレーション対応に向けて、Windows 10対応の「らくらくアップグレード for Windows」の販売を開始した。
らくらくアップグレード for Windowsは、Windows OSのアップグレードを自動化するツール。OSやアプリケーションのインストール、各種設定などの工程も含めて一括で行えるため、ワンステップで移行作業が完了するという手軽さが特徴。過去にもWindows XPやWindows Server 2003のサポート終了時にも移行支援ツールとして提供していた。
今回提供するWindows 10対応版では、Windows 7環境のPCをユーザーデータをそのまま引き継いで簡単にWindows 10にアップグレードできる他、新規購入したPCにWindows 10環境をセットアップすることもできる。また、オプションで、Windows 7環境のPCから、ユーザーデータだけを新規のWindows 10環境のPCに移行することも可能だ。
利用にあたっては、OSやアプリケーションを導入したマスター機を用意し、その環境情報を専用ツールで収集する必要がある。収集した環境情報を富士ソフトに返送すると、セットアップツール入りのDVDまたはUSBメモリが届くという流れになっている。
富士ソフトから届いたセットアップツール入りのDVDまたはUSBをPCに挿入し、再起動すれば、全自動でアップグレードが実行され、PC1台当たり約60分でWindows 10への移行が完了するという。
基本料金は、マスターイメージ1本、PC100台分のライセンスで40万円(税別、以下同)。追加ライセンスはPC1台当たり4000円、マスターイメージは1本当たり20万円。また、オプションのユーザーデータコピーは1台当たり4000円となる。
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