ライオンは、マーケティング部門の調達・購買業務に、SAPジャパンのクラウド版調達・購買プラットフォーム「SAP Ariba」を導入。調達・購買業務のデジタル化により、業務フローの質やスピードの向上、ガバナンスや価格統制の強化などを実現し、グローバル競争力の強化を目指す。
SAPジャパンは2018年7月24日、ライオンがクラウド版の調達・購買プラットフォーム「SAP Ariba」を採用したと発表した。
SAP Aribaは、調達・購買のソーシングから、購買統制、承認ワークフロー、発注管理、請求処理などの業務を一貫して管理できる調達・購買ソリューション。グローバルで300万社以上が参加するバイヤーとサプライヤーのビジネスネットワークである「Ariba Network」と連携し、世界規模の調達プロセスやサプライチェーンを構築、管理することができる。
ライオンは、グローバル競争に勝ち抜く企業力の強化を推進しており、マーケティング部門では、マーケティング関連の調達・購買業務をデジタル化し、業務フローの質やスピードの向上、ガバナンスや価格統制の強化などを支えるIT基盤を検討。現在のマーケティング業務に必要な契約締結、受発注、納品検収、請求支払までの一連業務の統合管理を実現し、他部門への広がりも考慮できるとして、SAP Aribaを導入したという。
ライオンでは、まず、マーケティング部門におけるSAP Aribaを使った調達・購買業務のデジタル管理を推進する予定としている。
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