RPAテクノロジーズとパソナテックは、RPAプラットフォーム「BizRobo! DX Cloud」上でニーズに合わせたRPAソリューションを開発、提供するサービスを開始する。第1弾として、人事労務・会計監査分野の業務を学習させ、実務能力を備えたデジタルレイバー(ソフトウェアロボット)を提供する。
RPAテクノロジーズは2018年8月22日、IT・エンジニアリング分野専門の人材サービス・アウトソーシングを行うパソナテックと連携し、RPAテクノロジーズのRPAプラットフォーム「BizRobo! DX Cloud」上でRPA(Robotic Process Automation)ソリューションを開発、提供するサービスを、2018年10月から開始すると発表した。企業のRPA導入、運用を支援するサービスとして、両社共同で展開していく。
BizRobo! DX Cloudは、RPAツール製品群「BizRobo!」を活用して、デジタルレイバー(ソフトウェアロボット)を開発、稼働できるRPAクラウドプラットフォームサービス。スケール可能なサーバ/バックグラウンド型RPAツール「BasicRobo」の運用環境を顧客ごとのプライベートクラウド上に構築し、シングルテナントで利用できる。
今回、両社提携によるRPA導入・運用支援サービスの第1弾として、BizRobo! DX Cloud上で、人事労務分野のペイロール業務や、会計監査部門の業務を自動化できるRPAソリューションを開発、提供する。このサービスを利用することで、定型業務の多い人事労務や会計監査業務の効率化や生産性向上が期待できるという。
また、同サービスに加え、パソナテックではRPAに習熟する人材の育成と派遣を行い、RPAソリューションの導入から運用、保守までトータルでサポートしていく計画だ。
今後は、同サービスの対応業務を他分野にも拡大する予定で、業界や業種のニーズに応じて、ルール化が可能な業務や繰り返しの処理が多い業務などの提携業務を自動化するRPAソリューションを順次開発、提供していくという。
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