Windows/macOS版のVS Codeはデフォルトで自動更新が有効化されている。これを無効化して自動更新をやめる方法を説明する。
Windows/macOS版のVisual Studio Code(以下、VS Code)はデフォルトで自動更新が有効となっている。新しいバージョンがリリースされたら、それを検出して、自動的にダウンロードしてくれる。非常に便利な機能だが、何らかの理由で自動更新を無効化したいこともあるかもしれない。そのためにはユーザー設定でupdate.channel項目を設定する。
設定項目 | 設定可能な値 | |
---|---|---|
VS Code本体の自動更新を設定する | update.channel | "none":自動更新しない "default":自動更新する |
VS Codeの自動更新の有効/無効を切り替える |
既に述べたように、VS Codeはデフォルトでその自動更新が有効になっている。そのため、新しいバージョンがリリースされると次の画像のようにそのことを知らせてくれる(Windows版では新バージョンの内部的なインストールまでをバックグラウンドで行ってくれ、macOS版では新バージョンのダウンロードまでを行ってくれる)。最終的にVS Codeを再起動して更新を行うのはユーザーに委ねられているが、これは非常に便利な機能だ。
VS Code本体の自動更新を有効化/無効化するには、ユーザー設定(settings.jsonファイル)でupdate.channel項目を設定する。設定可能な値は以下の2つとなる。
設定を変更した後は、VS Codeの再起動が必要となる(以下のように再起動を促すダイアログが表示される)。
また、"none"に設定した場合は、新しいリリースがあるかどうかのチェックも行われないことと、[ヘルプ]メニュー(macOSでは[Code]メニュー)や歯車アイコンをクリック/右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューから[更新の確認]項目がなくなることには注意しよう。
そのため、自動更新を止めた場合、新バージョンがあるかどうかは自分でVS Codeの公式サイトなどで確認しなければならないことには注意しよう。
余談だが、Windowsでサポートされているバックグラウンドでの更新処理を有効化/無効化するにはupdate.enableWindowsBackgroundUpdates項目をtrue(有効)かfalse(無効)に設定するとよい。
Copyright© Digital Advantage Corp. All Rights Reserved.