@ITは、2018年6月22日、東京で「@ITセキュリティセミナー」を開催した。本稿では、東京エレクトロン デバイスの講演「オールクラウド時代において、グローバルエンタープライズの求めるセキュリティ基盤とは!」の内容をお伝えする。
@ITは、2018年6月22日、東京で「@ITセキュリティセミナー」を開催した。本稿では、東京エレクトロン デバイスの講演「オールクラウド時代において、グローバルエンタープライズの求めるセキュリティ基盤とは!」の内容をお伝えする。
クラウドサービスを優先的に検討する「クラウドファースト」の考え方が浸透し、クラウド以外の導入を認めない「オールインクラウド」という言葉もあるほど、企業でのクラウド活用は当然となりつつある現在。その一方で、業務で利用する場合はクラウドサービスもオンプレミスと同等のコンプライアンスやセキュリティポリシー下で利用することが求められる。
東京エレクトロン デバイスの田中毅氏は、その実態を次のように明かす。「米国が中心となりますが、2500人以上の従業員を抱える企業において利用されているクラウドアプリケーションの数を情報システム管理者に聞いた。管理者が認識している数の平均は40〜50程度だが、実態は平均900程度。しかも、重複して導入されているものも少なくない」
この課題を解決するCASB(Cloud Access Security Broker)製品として、東京エレクトロン デバイスが提供するのが「Netskope CASB」だ。
田中氏は、デモを通じて、社内で使われているクラウドアプリケーションを可視化し、アクセスログを取得し、利用状況を把握してセキュリティポリシーに基づき利用権限などを制御する同ソリューションについて解説した。
「Netskope CASBには大きく3つのニーズにお応えする。クラウド活用が加速する現在、ぜひ注目してもらいたい」(田中氏)
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