Red Hatは12月10日(米国時間)、「Red Hat OpenShift」で、Googleが2018年7月に発表した「Knative」などによるサーバレス機能を、デベロッパープレビューとして提供すると発表した。
Red Hatは12月10日(米国時間)、Kubernetesをベースとしたコンテナプラットフォーム「Red Hat OpenShift」で、Googleが2018年7月に発表したサーバレス関連OSSコンポーネント群「Knative」などの実装をデベロッパープレビューとして提供すると発表した。
KnativeはKnative Eventing、Knative Build、Knative Servingの3つの要素からなるが、Red Hat OpenShiftはその全てを利用。サービスメッシュのIstioとマイクロサービス可視化のKialiを組み合わせた「Red Hat OpenShift Service Mesh」を加えている。また、Apache Camelをベースとした軽量アプリケーション統合フレームワークであるCamel-Kを活用している。
Red HatはOpenShiftで、「Operator Lifecycle Manager」および「Operator Framework」を通じたプラットフォームやアプリケーションの運用自動化を進めている。今回のサーバレス対応でも、これを強調している。
同社のブログポストは、「Red Hatはハイブリッドなアプリケーション開発および運用のサポートを提供することに力を入れてきた。今回、これにサーバレスワークロードが加わった。Operator Lifecycle ManagerとOperator Frameworkを使うことで、サーバレスプラットフォーム、イベントソース、アプリケーションのデプロイメント、管理、アップグレードは、オンプレミス、そしてあらゆるクラウドプロバイダー上で一貫したものとなる。これが一貫性に加えて相互運用性を実現する」としている。
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