Red Hatは2019年2月28日(米国時間)、Kubernetes Operatorのパブリックレジストリ、「OperatorHub.io」の開設を発表した。誰もが検証済みのOperatorを見つけたり、共有したりできるようにすることが目的。同社はOperatorHub.ioで、Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azureと協力しているという。
Operatorは、データベースなどのステートフルなアプリケーションを対象とし、そのデプロイメントや運用を自動化する手法。Kubernetes APIを拡張するアプリケーションコントローラーを通じ、スケーリング、バックアップ、アップデートなどを適切に行うためのKubernetes構成を自動適用できる。
提供開始時点でOperatorHub.ioに登録されているOperatorは、Couchbase Autonomous Operator、etcd Operator、Jaeger Operator for Kubernetes、Kubernetes Federation Operator、MongoDB Enterprise Operator、Prometheus Operator、Redis Operator、Strimzi Operator for Apache Kafka。Red Hatは、OperatorHub.ioにリストするOperatorの対象アプリケーションおよびバラエティを増やそうとしている。
誰でも、自身で作成したOperatorのOperatorHub.ioへの登録をリクエストできる。当面は、Red HatおよびOperatorHub.io立ち上げパートナーがチェックを行う。将来はこのプロセスを自動化するつもりという。
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