BigQueryが無料で試せる「BigQueryサンドボックス」。毎月1TBの検索が可能気になるニュース&ネット記事

クレジットカードを登録せずにBigQueryを試したいときに無料で手軽に使えるBigQueryサンドボックスを紹介。その利用手順を説明し、制限事項についても言及する。

» 2019年03月11日 05時00分 公開
[一色政彦デジタルアドバンテージ]

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BigQueryサンドボックスとは

 BigQueryはグーグルが提供するビッグデータ解析プラットフォームである。巨大なデータセットに対して高速な検索ができる点と、SQL風のクエリ言語で記述する点に特徴がある、Google Cloud Platform(GCP)のサービスの一つだ。

 BigQueryのデータ利用や検索はそこまで高価ではないものの、「塵も積もれば……」で知らない間にそれなりの金額に達してしまう不安や、GCPにクレジットカードを登録して課金される面倒さなど、気になる点も確かにあった。

 BigQueryサンドボックス(sandbox)は、そういった懸念事項を払拭して、誰でも無料でクエリ処理が毎月1TBまで、ストレージ保存が毎月10GBまで利用できる。

 想定ユーザーは、クレジットカードを登録せずにBigQueryを試したいユーザーとしている。具体例として、

  • 学生
  • 政府機関・自治体職員
  • 企業の開発者
  • Firebaseなどの他のGoogleプロダクトユーザー
  • 科学者・学術研究者

などが挙げられている。

 機械学習ができるBigQuery MLも使用可能である。

BigQueryサンドボックスの利用手順

 実際に利用するには、BigQueryの製品ページの英語版日本語版はまだ対応していない可能性がある)を開き(図1)、[TRY BIGQUERY FREE]ボタンをクリックすればよい。

図1 [TRY BIGQUERY FREE]ボタンをクリック 図1 [TRY BIGQUERY FREE]ボタンをクリック

 これにより、GCP上のBigQueryのページが「サンドボックス」モードで開かれる。図2のように、左上に[サンドボックス]と表示されているはずだ。

図2 [サンドボックス]と表示 図2 [サンドボックス]と表示

 あとは[クエリエディタ]にクエリを記述して[実行]していくだけだ。

 ちなみに、サンドボックスでは足らなくなった場合には、右上にある[アップグレード]ボタンでクレジットカード情報を登録して、本格的にBigQueryを活用することもできる。

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