NICTのサイバーセキュリティ研究室は、サイバー脅威情報を横断的に収集し、キーワードによって脅威情報を検索できるWebアプリケーション「EXIST」の利用を呼び掛けた。
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国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のサイバーセキュリティ研究室は2019年3月15日、同研究室が運営する「NICTER Blog」で、同研究室のNICTER解析チームが開発したWebアプリケーション「EXIST(EXternal Information aggregation System against cyber Threat)」について紹介し、広く利用を呼び掛けた。EXISTはオープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開されている。
EXISTは、NICTER解析チームが日常の調査解析業務に利用しているツール。コミュニティーやセキュリティベンダーなどが提供しているサイバー脅威情報を自動集約するWebアプリケーションだ。
運用を開始すると、フィードやAPIを使って複数の情報源から取得したサイバー脅威情報を、ユーザーの指定に従ってEXIST上のデータベースに格納していく。
データベースに格納したサイバー脅威情報はキーワードで横断的に検索できるため、セキュリティインシデントを解析する際の手間を大幅に省くことができるという。
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