AWS、ノーコードで業務アプリを作成できる「Amazon Honeycode」を発表スプレッドシートインタフェースでDB機能を利用できる

Amazon Web Services(AWS)は、ノーコードでモバイル/Webアプリケーションを迅速に作成できるフルマネージドサービス「Amazon Honeycode」を発表した。

» 2020年06月29日 16時50分 公開
[@IT]

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 Amazon Web Services(AWS)は2020年6月24日(米国時間)、ノーコードでモバイル/Webアプリケーションを迅速に作成できるフルマネージドサービス「Amazon Honeycode」を発表した。

 AWSは、「顧客はAmazon Honeycodeにより、アプリケーション開発の手間やコストを軽減できる」として、次のように説明している。「プロセスの承認や、イベントスケジューリング、(顧客関係管理)、ユーザー調査、To-Doリスト、コンテンツや在庫の追跡といった事項の経過把握、管理を行うためのアプリケーションが必要な顧客は、『スプレッドシートやドキュメントを電子メールで送付する』といったミスしやすい方法を使ったり、開発者を雇って高いコストをかけてカスタムアプリケーションを作ってもらったりする必要がなくなる」

どのようなアプリケーションを作れるのか

 Amazon Honeycodeを利用すれば、顧客はGUIのアプリケーション開発ツールを使って、小さなチーム向けのタスク追跡アプリケーションから、複数のチームや部門にわたる複雑なワークフローを管理するプロジェクト管理システムまで、インタラクティブなモバイル/Webアプリケーションを作成できる。

 アプリケーションには、特定の条件に応じて通知、リマインダ、承認などのアクションを実行する自動化機能を組み込むこともできる。これらのアプリケーションは、例えば、時系列でのデータ追跡や、ユーザーへの変更通知、承認の回付、インタラクティブなビジネスプロセスの簡易化といったタスクを実行できる。

 構築したアプリケーションは、ボタンをクリックするだけで、チームメンバー間で共有できるという。

Amazon Honeycodeでアプリケーションを作成する例(出典:Amazon Web Services

「スプレッドシート」のインタフェースで画面設計

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