楽天グループがデータ分析基盤にGoogle CloudのBigQueryを採用、全事業が対象に2022年第4四半期に移行を完了

楽天グループは、全社的なデータ分析基盤として、Google Cloudのデータウェアハウスサービス、BigQueryを採用したことを明らかにした。2022年第4四半期には、全事業のデータ移行を完了するという。

» 2022年04月20日 08時50分 公開
[三木泉ITmedia]

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楽天グループのロヒット・デワン氏

 楽天グループは、全社的なデータ分析基盤でGoogle Cloudを採用した。2022年4月19日から21日にかけてGoogle Cloudが開催中のイベント、「Google Cloud Day: Digital ’22」で明らかにした。

 楽天グループは自社データセンターで、同社が「SuperDB」と呼ぶデータウェアハウスを運用している。このデータウェアハウスが格納しているのと同じETL処理後のデータを、Google CloudのBigQueryに移行する作業を進めているという。

 移行プロジェクトは2021年2月に開始。楽天グループの中核ビジネスであるコマース事業や金融事業のデータ移行が終わり、 2022年第4四半期中には同グループの全事業についてBigQueryを活用した分析ができるようになる。

 楽天グループ 執行役員 Cloud Platform Supervisory Department ディレクターのロヒット・デワン氏によると、これまでのSuperDBでは、データ活用の進展に追いつけない状況になってきたという。

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