「内製開発への第一歩を支援」、グーグル・クラウド・ジャパンが日本独自のプログラムを提供開始カインズ、くら寿司、三菱自動車などが利用

グーグル・クラウド・ジャパンが、企業におけるクラウドアプリケーションの内製開発を支援する無償のプログラムを提供開始した。日本独自のサービスで、既にカインズ、くら寿司、三菱自動車、カカクコムなどが利用したという。

» 2022年09月29日 08時05分 公開
[三木泉@IT]

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 グーグル・クラウド・ジャパンは2022年9月27日、企業におけるクラウドアプリケーション開発の内製化を支援する無償のプログラム、「Tech Acceleration Program(TAP)」を提供開始したことを明らかにした。日本独自のサービスで、既にカインズ、くら寿司、三菱自動車、カカクコムなどが利用したという。

 グーグル・クラウド・ジャパンは、日本企業で内製開発が進まない理由として、「内製開発の成功体験がなく組織としてコミットできない」「アジャイル開発の人材が不足している」「内製化をリードする適任者がいない」「どのようなツールを使ったらいいか分からない」といった課題があるとする。新プログラムでは、こうした課題の解決を支援したいという。

 TAPでは、利用企業が実際に進めるプロジェクトを題材とする。数日にわたるワークショップで、グーグル・クラウド・ジャパンのカスタマーエンジニアが利用企業の開発者やアーキテクトと議論し、アーキテクチャ設計や開発の作業をサポートする。これにより、内製化への第一歩を踏み出す支援を行う。

 プログラムには2種類ある。

 3〜5日で行う「ソフトウェアプロトタイピングサポート」は、アプリケーション基盤の意思決定者/テックリードおよび企業の開発者を対象とする。

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