「コードとしてデプロイ」が可能、中小企業向けAzureファイアウォール「Azure Firewall Basic」とはクラウド環境のエンタープライズグレードの保護を提供

Microsoftは、Azureワークロードを脅威から保護する「Azure Firewall」の新エディションとなる「Azure Firewall Basic」のプレビュー版を発表した。

» 2022年10月07日 11時00分 公開
[@IT]

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 Microsoftは2022年10月4日(米国時間)、「Azure Firewall」の新エディション「Azure Firewall Basic」のプレビュー版を発表した。

 Azure Firewallは、「Microsoft Azure」で実行されるクラウドワークロードを脅威から保護するクラウドベースのマネージドネットワークセキュリティサービス。「Standard」と「Premium」の2つのエディションが提供されてきた。

 新しいAzure Firewall Basicは、手ごろな料金でクラウド環境のエンタープライズグレードの保護を提供することで、中小企業のニーズを満たすように設計されている。クラウドネイティブで可用性の高いステートフルファイアウォールをサービスとして提供し、顧客は全てのトラフィックフローの集中管理とロギングができる。

 Microsoftはこの新エディションを投入する背景について、次のように説明している。「テレワークやハイブリッドワーク、新しいデジタルビジネスモデルへの移行に伴い、サイバーセキュリティは中小企業にとって、重要課題として急速に浮上している。中小企業は予算の制約や、専門的なセキュリティスキルを持った人材の不足に直面しているため、特に脆弱(ぜいじゃく)だ」

費用対効果の高いエンタープライズグレードのセキュリティ

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