ExtraHopは、企業のXDRの導入に関する調査結果を発表した。約3分の1の回答者が「エンドポイントでの検出にこだわるよりXDRを使った戦略を立てた方がセキュリティを強化できる」と考えていることが分かった。
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ExtraHop Networksは2023年2月22日、「XDR」(Extended Detection and Response)に関する調査結果を発表した。この調査は日本を含む世界の企業に勤める、IT分野の意思決定者(以下、ITリーダー)を対象に実施したもの。それによると、回答者の約3分の1が「エンドポイントでの検出にこだわるよりXDRによる戦略の方がセキュリティを強化できる」と考えていることが分かった。
調査結果によると「XDR戦略とソリューションを導入することで脅威に対するリスクを軽減し、レジリエンスが向上する」と考えているITリーダーの割合は世界では78%、日本では55%だった。特にグローバルに展開している企業では、XDR戦略の導入率が高く、「既にXDR戦略を導入済み」は72%で「今後1年以内に導入予定」は20%だった。これに対して日本企業のうち、XDR戦略を導入している割合は47%で、導入を予定している割合も47%だった。
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