異なる携帯ネットワークに対応した共通API構想「GSMA Open Gateway」が始動 提供されるAPIの内容は?開発者やクラウドプロバイダーの迅速なサービス強化、展開を支援

モバイル業界団体GSMAは「GSMA Open Gateway」構想を発表した。世界のモバイル事業者ネットワークへの共通的なアクセスをアプリケーション開発者などに提供するAPIフレームワークを規定するものだ。

» 2023年03月08日 08時00分 公開
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 モバイル通信事業者や関連機器、デバイスメーカーの業界団体GSM Association(GSMA)は2023年2月27日(スペイン時間)、「GSMA Open Gateway」構想を発表した。世界のモバイル事業者ネットワークへの共通的なアクセスをアプリケーション開発者などに提供するAPIフレームワークを規定するものだ。

 モバイル通信事業者21社の支持を得て開始されたこの取り組みは、APIエコノミーの世界における通信業界のサービス設計、提供方法のパラダイムシフトにつながるとGSMAは述べている。日本ではKDDIが、GSMA Open Gatewayの覚書に署名した21社に名を連ねている。

GSMA Open Gatewayで提供されるAPIの内容は

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