富士通クラウドテクノロジーズは、同社が提供するレンタルサーバのサービスを2024年3月31日に終了することを発表した。2024年4月1日以降はWeb環境やメール環境、DNS情報、ドメインの全データが削除される。
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富士通クラウドテクノロジーズは2023年5月24日、レンタルサーバのサービス提供を2024年3月31日に終了すると発表した。
終了するサービスは、「ニフクラ レンタルサーバ(旧:ホスティングサービス ベーシックプラン)」と「ホスティングサービス スタンダードプラン」に加え、ドメイン管理代行サービスなどの付随する全てのオプションサービス。2024年4月1日以降は、Web環境やメール環境、DNS情報、ドメインの全データが削除される。
なお、新規販売や、他社からのドメイン転入、JPRS(日本レジストリサービス)SSLサーバ証明書の新規申し込み、デジサートSSLサーバ証明書の新規/更新の申し込みは、2023年5月24日で既に終了している。
富士通クラウドテクノロジーズは、終了予定のサービスを利用しているユーザーに対して、他社のサービスに移行/移管した後、2024年3月31日までに解約の手続きをするように案内している。サービス終了日までに解約の手続きがない場合は、2024年3月31日をもって解約となり、解約月は月額料金の全額が発生するとしている。
ドメイン管理を2024年3月31日までに他社に移管しなかった場合は、ドメインの有効期限にかかわらず、同年4月1日以降に廃止される。SSL証明書については、現在利用しているSSL証明書を他社のサービスで利用できないので、移行後にSSL証明書を再度取得する必要がある。
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