クラウドネイティブ技術を推進するグローバル団体Cloud Native Computing Foundation(CNCF)の日本における公認コミュニティーが設立された。ゆくゆくはグローバルなCNCFの場で活躍できるエンジニアを日本から輩出したいという。
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Linux Foundationは2023年11月8日(日本時間)、日本の有志が「Cloud Native Community Japan(CNCJ)」を立ち上げたことを発表した。オープンソース(OSS)のクラウドネイティブ技術を推進するCloud Native Computing Foundation(CNCF)の日本における正式コミュニティーとして活動する。
CNCJ発足の背景には、CNCFを中心としてグローバルで急速に進むクラウドネイティブ技術の開発と日本の現状との乖離(かいり)があるという。
CNCFにはメガクラウドをはじめとした多数の企業がメンバーシップやイベントのスポンサーという形で投資し、その活動をサポートしている。そして、CNCFの場で行われるオープンソースでの技術開発に積極的に参加し、コントリビューションするとともに、自社のプロダクトに取り入れる好循環が回っている。
一方で、日本企業からのコントリビューションは限定的で、CNCFのイベントでの登壇数も少ないなど、クラウドネイティブの技術開発に貢献できていない。
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