アクトは、年末年始の休暇明けにとるべきサイバーセキュリティ対策について提言した。徹底すべき対策として、システム管理者には修正プログラムや定義ファイルの更新など、ユーザーには不審なメールやURLへの注意を挙げた。
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アクトは2024年1月5日、年末年始の休暇明けにとるべきサイバーセキュリティ対策について提言した。年末年始の休暇中は、対応できる社員がいないなどの理由からセキュリティ対策がおろそかになりがちで、不正アクセスやウイルス感染のリスクが高まる。そのため、「管理者、ユーザー(一般従業員)の双方で徹底した対策が必要だ」としている。
アクトが提言する、年末年始の休暇明けに実施すべき具体的なセキュリティ対策は以下の3つ。
OSやソフトウェアには脆弱(ぜいじゃく)性が潜んでいる可能性がある。脆弱性の悪用を防ぐためには、パッチなどの修正プログラムを適用するのが有効だが、そうした修正プログラムは長期休暇中に公開されることもある。そのため「休暇明けはまず、修正プログラムの有無を確認し、必要に応じて適用すべきだ」とアクトは指摘している。
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