人気連載を電子書籍化して無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第114弾は連載「リクルート事例に見るエンジニアとしての価値の高め方」全6回を電子書籍化しました。変化の速いビジネス環境において、エンジニア一人一人が身に付けるべき動きとは何でしょうか。本eBookではビジネスに価値を提供するエンジニアのアプローチについて解説します。
従来、開発に求められたのは「言われたものを言われた通り作ること」でした。時間をかけて要件定義し、仕様書に忠実に製品やサービスを作り上げる。それ自体は間違いではないのですが、急激に変化するビジネス環境に対応できるかどうかというと不安が残ります。
気になるのは「ニーズの変化」です。時間をかけた分、その製品の完成度は上がるかもしれません。ですが、検討している間にユーザーのニーズが変化し、リリースしたときには既に時代遅れ……などという悲劇も起こり得ます。そうした背景もあり、開発の目的は「製品やサービスを作ること(作ったら終わり)」から「素早く開発、リリースし、ニーズを確認しながら改善を繰り返す」といったものに変化しました。
こうした考え方はエンジニアにも当てはまります。
「言われたことをしっかりやる」のは当然として、不確実性が高い状況の中でどういった動きをすればユーザーに価値を提供できるのかと考えを巡らし、迅速に行動に移せるエンジニアは貴重な存在です。
本eBookは、実際のリクルートの案件を基に、どのように開発プロセスや体制を作り上げていったのかを紹介する連載「リクルート事例に見るエンジニアとしての価値の高め方」をまとめたものです。
新規プロダクトの開発手法とプロジェクト推進スキームを学べるとともに、どのようにアプローチすればビジネスに貢献できるエンジニアになれるのかを知ることができます。新規プロダクト開発への取り組みに悩む企業や、自身の価値を高めたいと考えているエンジニアは本eBookを参考にしてみてはいかがでしょうか。
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