「セキュリティ業務におけるAI活用の最適解」は何か パロアルトネットワークスが調査結果を発表調査対象の95%がセキュリティの課題を抱えている

パロアルトネットワークスは、「日本企業のサイバーセキュリティにおけるAI・自動化活用」に関する調査の結果を発表した。多くの組織がセキュリティの課題に悩んでおり、約9割の企業が「変革の必要性」を感じていた。

» 2024年03月26日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 パロアルトネットワークスは2024年3月21日、「日本企業のサイバーセキュリティにおけるAI(人工知能)・自動化活用」に関する調査結果を発表した。この調査は民間企業でサイバーセキュリティの管轄、運用、監視業務に関わる管理職や現場担当者を対象に実施し、392人から有効回答を得た。

画像 パロアルトネットワークスのWebページから引用

「侵入検知」だけではなく「KPI測定」にAIを使うケースも

 セキュリティ監視、運用業務の体制について聞くと「社内と外部委託」を組み合わせている企業が最も多く、61%。外部委託のみが22%、社内のみが15%だった。ほとんど(95%)の組織がセキュリティ業務の課題を抱えており、セキュリティ製品からの大量のアラートやインシデント対応の長期化などに悩んでいることが分かった。そうした中、87%が「内製化の変革」、89%が「業務変革」の必要性を感じていた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。