Kubernetesのオープンソース化から10年 Kubernetesの活用動向、現在の課題とは? 専門家527人が回答「The Voice of Kubernetes Experts Report 2024」発表

Portworxと調査会社のDimensional Researchは共同で、Kubernetes専門家527人に対する調査結果をまとめたレポート「The Voice of Kubernetes Experts Report 2024」を発表した。

» 2024年06月11日 08時00分 公開
[@IT]

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 Kubernetes向けの統合データプラットフォームを提供するPortworxは2024年6月6日(米国時間)、調査会社のDimensional Researchと共同で実施したKubernetes専門家に対する調査結果をまとめたレポート「The Voice of Kubernetes Experts Report 2024」を発表した。

 コンテナオーケストレーションのKubernetesは、もともとGoogleで開発され、2014年6月にオープンソースとしてリリースされてから10周年を迎えた。コンテナオーケストレーションのデファクトスタンダード(事実上の標準)となっており、世界の開発者や組織がモダンアプリケーション開発に利用している。

 PortworxとDimensional Researchの調査は、従業員500人以上の企業でKubernetes環境におけるデータサービスに責任を持つ実務担当者または管理職を対象に行われ、527人が回答した。

 これらのKubernetes専門家の内訳は、プラットフォームエンジニアからバイスプレジデント、CxO(最高責任者レベルの役員)まで多岐にわたる。大多数(91%)がKubernetesに関する2年以上の経験を持ち、56%が4年以上の経験を持つ。

 レポートでは、仮想化と永続ストレージに関する専門家の優先事項に加え、ハイブリッドクラウド環境、マルチクラウド環境、仮想マシン(VM)環境、コンテナ環境にまたがることが多い複雑なKubernetes環境を管理する際に、プラットフォームエンジニアが直面するデータ管理の課題などを明らかにしている。

 Portworxは、レポートのハイライトを以下のように紹介している。

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