今や、生成AIの活用を検討することは企業にとって必須事項となっている。ただ、「自社のどの部分に適用できるのか」という検証段階でつまずき、導入が進まないという企業もあるだろう。本稿では「Cloud Operator Days Tokyo 2024」のセミナーから生成AIを業務改善に役立てた2つの事例を紹介する。他社の事例を見ることで自社への導入に役立ててほしい。
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企業への生成AI(人工知能)の導入が進んでいる。生成AIといえば「自然言語でのやりとり」に目が行きがちだ。だが、APIを通じて自社のアプリケーションやサービスに比較的容易に生成AIの仕組みを組み込めることや、必ずしも大規模な環境を必要とせず、個人レベルで活用できる点も魅力だ。こうした背景から「自社でも生成AIを使って何かを始めたい」と考えるエンジニアも多いだろう。
そこで本稿では、2024年7月から9月に開催されたイベント「Cloud Operator Days Tokyo 2024」のセミナーから、身近な業務から始められる生成AI活用例としてユニアデックスとStripe Japanの事例を紹介する。
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