人気連載を電子書籍化して無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第130弾は、Windowsの管理ツール「Windows PowerShell」の基本書式からオプション、具体的な実行例までを詳細に解説した連載「Windows PowerShell 基本Tips」から、「Windows Server」のハードウェア仮想化技術「Hyper-V」や「Microsoft Azure」で用いられる仮想マシン用のディスクを操作するための基本的なコマンドレットを紹介します。
「仮想ディスク」といわれて真っ先に思い付くのは、Microsoftのハードウェア仮想化技術「Hyper-V」や「Microsoft Azure」で用いられる仮想マシン(Virtual Machine:VM)用のディスクでしょう(Hyper-Vの詳細については、連載「今だからこそ学び直すHyper-V再入門」も、ぜひご一読ください)。
「.VHD」や「.VHDX」といった拡張子を持つファイルは、「仮想ディスク(または仮想ハードディスク)」と呼ばれ、ハードウェア仮想化技術によって仮想化されたサーバやクライアントPCで使用される“仮想的なディスク”です。
仮想ディスクはVM専用というわけではなく、物理PC上でマウントしてデータディスクとして利用したり、起動ディスクとしてブート(VHD Boot)したりすることもできます。
Windows OSではGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)の管理ツールでこうした仮想ディスクを扱うことができます。しかし、仮想ディスクは手軽で便利な使い方ができるが故に、オンプレミスの仮想化環境やクラウド上では、その数が増加しがちで、その管理に手間がかかってしまう場合があります。
「Windows PowerShell」のコマンドレットを活用すると、仮想ディスクの操作/管理の手間を大幅に削減できる可能性があります。例えば、同じ仕様の仮想ディスクを複数新規作成したい場合、Windows標準搭載のGUI管理ツール「Hyper-Vマネージャー」では、何度も同じ操作をしなければなりません。
Windows PowerShellを使えば、こうした手数のかかる面倒な作業もコマンドラインで大幅に効率化できるだけでなく、細かいパラメーターを指定して仮想ディスクを作成したり、GUIツールでは作れない「差分ディスク」を作成したりできるため、仮想ディスクのさまざまなユースケースに柔軟に対応できるようになります。
本eBookでは、仮想ディスクの情報取得や仮想ディスクのマウント(接続)/ディスマウント(接続解除)、新規作成/設定変更、ディスク容量/フォーマット/種類の変更など、Hyper-V仮想ディスクの操作、管理を効率化する基本となるコマンドレットを紹介します。各コマンドレットは、オプションの意味や扱い方、指定方法から、実行例までを詳しく説明しているので、すぐに試すことができます。
仮想ディスク管理は、仮想化環境やクラウドを自由自在に操るためのファーストステップとなります。まずは本eBookをダウンロードして、紹介しているWindows PowerShellコマンドレットを試してみてください。使い方をマスターすれば、Hyper-V仮想ディスクの管理作業を大幅に効率化できるでしょう。
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