本田雅一のクロスオーバーデジタル:
「iPhone 17」で共鳴した日本の技術とApple 世界最高峰のカメラを“創る”舞台裏に迫る
Appleが日本にも研究開発拠点を設けていることをご存じだろうか。その拠点に、iPhoneにパーツを供給するサプライヤー4社の首脳が集まり、ティム・クックCEOに自社の技術を紹介する機会があったので、その模様をお伝えする。(2025/9/26)
製造マネジメントニュース:
AIロボットが全てを支援する世界へ、NTTドコモビジネスの技術ロードマップ公開
NTTドコモビジネスは、2034年までをターゲットとした「テクノロジーロードマップ 2025」を公開した。2034年には生体通信が普及し、AIロボットが生活のあらゆる局面を支援する世界を描く。(2025/9/26)
Space Event:
航空機開発は「3D UNIV+RSES」でどう変わる? ダッソーが描く未来像
ダッソー・システムズは「大阪・関西万博」のフランスパビリオンにおいて、航空/宇宙業界向け特別イベント「Space Event」を開催。同業界における同社のこれまでの歩みと「3D UNIV+RSES」で実現する未来のモノづくりの在り方を示した。(2025/9/26)
AI・機械学習の用語辞典:
バイブコーディング(Vibe coding)とは?
「こういうアプリが欲しい」といった“雰囲気”(=Vibe)をAIに伝え、対話を通じてコードを生成していく新しいプログラミングスタイル。厳密な仕様や細かな指示を与えなくても、AIが意図をくみ取り、実際のコードとして形にしてくれるのが特徴。高度な専門知識がなくても試せるため、非エンジニアにも広がりつつある。(2025/9/26)
分かりにくいけれど面白いモノたち:
現代の“浮世絵“か 平版式の凸版印刷機だから表現できた「STICKER & DESIGN STORE」のステッカー
東京の深川にあるマエダ特殊印刷は、「STICKER & DESIGN STORE」というステッカー専門ブランドを展開している。そのステッカーがなんとも独特なのだ。(2025/9/25)
シリコンやGaNへの協業拡大も計画:
ロームとInfineon、SiCパワー半導体のパッケージ共通化で協業
ロームとInfineon Technologiesが、炭化ケイ素(SiC)パワー半導体のパッケージ共通化で協業する。車載充電器、太陽光発電、エネルギー貯蔵システム、AIデータセンターなどで採用されるSiCパワーデバイスのパッケージについて、両社が相互に供給するセカンドソース体制の構築を進める。(2025/9/25)
AIアプリの事業化加速を支援:
「一般社団法人Dify協会」設立
LangGenius日本法人が、NTTデータ、日本電子計算と共同で「Dify」のオープンエコシステム構築を目指す。(2025/9/25)
プロジェクト:
札幌市の北海道ビル跡地に仮設型複合拠点が開業 「農とアート」を楽しめる凹場に
札幌中心部の三菱地所が所有する北海道ビル跡地に、新ビル着工までの期間、「農とアート」を楽しめる凹場(あなば)の仮設型複合施設が開業した。(2025/9/25)
自動運転技術:
ADASの高精度地図が空港や港湾に、狭域エリアの自動運転車普及へ応用
空港や物流センター、発電所、港湾、工事現場など限られた狭域エリアでレベル4の自動運転車を導入するため、ダイナミックマッププラットフォームは、高精度3次元地図とエリア内の動的/静的情報を集めたデータ連携基盤を国家プロジェクトで構築している。(2025/9/26)
単なるバブルか、次の産業革命か――熱狂するAI投資、どう見るべきか
AI投資が過熱している。この動きは“ITバブル”の時と近しいが、違いは何なのか。(2025/9/25)
国際物流総合展2025:
「既存の棚」を活用したピッキングAGV誕生 シャープが挑む物流自動化
シャープは「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」において、物流現場の省人化や自動化を支援するソリューションとして、倉庫でのピッキング作業を効率化する「スリムスタッカー・ロボットストレージシステム」などを披露した。(2025/9/25)
コジマプロとナイアンティックが戦略的提携 ゲームを「リアルな日常の中に解放」
「デス・ストランディング」シリーズなどのゲームで知られるKOJIMA PRODUCTIONSは23日、米Niantic Spatialと戦略的パートナーシップを締結すると発表した。Nianticの地理空間AI技術を用い、ゲームを「リアルな日常の中に解放させる」。(2025/9/24)
ビジネスとITを繋ぐビジネスアナリシスを知ろう!:
オーストラリアのBA(ビジネスアナリシス)事情
さまざまな企業や大学でBAの経験を積んだ後、現在はBAの育成、コーチ、トレイナーとして活躍している、オーストラリア・メルボルン支部の代表であったMaria Mongomeryによる基調講演の抜粋である。(2025/9/24)
「働きがい改革」に本気の上司がチームを覚醒させる:
【第1回】パーパスが浸透した強いチームをつくる、たった1つの秘訣
世界の多くの企業がパーパスの明確化と、パーパスに沿った経営をいかに進めるべきかに注力しているが、日本企業には、すでに公益重視の理念が宿っており、パーパス経営とは日本型経営の原点ともいえる。(2025/9/24)
パンで健康革命 ベースブレッドが広げた完全栄養食市場とファン作りの極意
2019年に発売したベースブレッドが大きな転機となり、パンという日常食に入り込むことによって顧客層を急拡大してきた、ベースフード社。齋藤竜太CMOにファン作りの極意を聞いた。(2025/9/24)
データ保護法の真の活用法
「GDPR」をただの規則と思っていないか? 企業が問うべき“施行7年目”の意義
「GDPR」(一般データ保護規則)が施行してから7年がたった。AIが普及する今、この7年を振り返り、ますます重要度を増すその価値と可能性について掘り下げる。(2025/9/24)
iPhone一強の日本でGalaxyが異例の成長を遂げた理由 2025年に起きた変化、スマホAI先駆者のポジション確立へ
iPhone独占状態の日本市場でGalaxyが異例の成長を見せている。Galaxy Z Fold7は前作比180%、Galaxy S25は120%の成長を記録し、10年ぶりのソフトバンク再参入と体験重視の戦略転換が成長を後押しする。(2025/9/25)
ゴディバも加わった「ドバイチョコ」旋風、人気の秘密は?
ドバイで誕生した「ドバイチョコレート」が、世界的なトレンドとなっている。高級チョコレートブランドのゴディバやリンツも、オリジナルのドバイチョコを発売して好評を得ているという。人気の理由を取材したところ……。(2025/9/23)
Apple幹部がEUのデジタル市場法に「公平な競争ではない」と猛反発 “過激な解釈”で日本の「スマホ新法」に影響も?
欧州連合(EU)で施行されたデジタル市場法(DMA)により、欧州でAppleが提供する機能の一部を使用できなくなっている。AppleにはOSや課金システムの開放、相互運用性の確保を求めている。この状況に、ジョズの愛称で知られるAppleのワールドワイドマーケティング担当上級副社長 グレッグ・ジョズウィアック氏が不満を爆発させた。(2025/9/22)
政府がiPhoneを“再設計”!? Apple幹部が示す消費者無視の規制への懸念 スマホ新法の施行を迎える日本はどうなる?
12月18日に全面施行予定のスマホソフトウェア競争促進法だが、欧州での現状を踏まえAppleが懸念を表明している。林信行氏が現状を整理した。(2025/9/22)
Snowflake World Tour Tokyo 2025:
OpenAI長崎氏が語る、日本企業のAI導入の“劇的な変化” Snowflakeイベントで語られた未来像
「Snowflake World Tour Tokyo 2025」に登壇したOpenAI Japanの長崎忠雄氏は日本企業におけるAI導入の変化と、今後の展望を語った。データ基盤の整備とAI実装が企業競争力の源泉となる時代に、IT部門は何から取り組むべきか。(2025/9/22)
製造マネジメント メルマガ 編集後記:
改善もイノベーションも「当たり前」の向こう側に大体ある
「当たり前を疑うこと」がそのままチャンスにつながるかもしれません。(2025/9/22)
3DEXPERIENCE Conference Japan 2025:
AIとバーチャルツインがもたらす産業DXの未来――問われる日本の製造業の姿勢
ダッソー・システムズは、大阪で初となる年次イベント「3DEXPERIENCE Conference Japan 2025」を開催した。本稿では初日に行われた基調講演の模様をお届けする。(2025/9/22)
生成AIに関心集まる:
欧州家電市場から脱落する日本メーカー──主役は韓国・中国製に
欧州最大の家電・IT見本市「IFA」。現地を取材したIT分野の調査・コンサルティング会社、MM総研の関口和一代表取締役所長がレポートする。(2025/9/22)
VMware新製品戦略の行方は
オンプレミス回帰が起きる中「プライベートクラウド」を打ち出すBroadcomの思惑
クラウド回帰の潮流が強まる中、BroadcomはVMwareを「AIネイティブ」なプライベートクラウド基盤として再定義する戦略を打ち出した。(2025/9/22)
コンサルタント企業が語る
IT部門、情シスの成長につながる目標の立て方とは? そもそもなぜ目標が必要?
ビジネスを成功に導くために不可欠なのが“目標の設定”だ。IT部門にとってもその重要性は変わらない。ITリーダーが適切な目標を設定するための方法と、参考にすべき具体例を紹介する。(2025/9/22)
MetaのAIモデル学習で揺れるEU【後編】
「欧州からGPT-5は生まれない」――EUのAI企業が苦しむ“規制疲れ”の実態
個人データの取り扱いに厳しいEUで、Metaが個人データを使ってAIモデルを学習させることが許可された例は、EUのAI業界にとって朗報だとの見方がある。厳格なプライバシー規制と革新の両立は可能なのか。(2025/9/22)
3万円でも売れるのはなぜ? 過熱する「ストレートヘア」市場の裏側
ツヤのあるストレートヘアへ導く、高額のヘアアイロンや縮毛矯正が人気を集めている。なぜ「ストレートヘア」市場が過熱しているのか。(2025/9/20)
「冷凍寿司」ハワイで販売実現、8貫18ドル “元年”掲げ各社展開進む
「冷凍寿司元年」と銘打ち、デイブレイクがハワイで本格販売を開始。老舗寿司店も参戦し、技術革新が進む。数兆円市場を見据え、冷凍寿司は日本発の食文化として世界に広がり始めている。(2025/9/19)
i-Construction 2.0:
90キロ離れた建機の遠隔操縦に成功、マルチリンク通信を活用 大成建設
大成建設は、複数のLTE回線と衛星通信を同時に活用する「マルチリンク通信」を利用して、直線距離で約90キロ離れた建設現場の複数台の建設機械を遠隔操縦することに成功した。(2025/9/19)
世界最良のCPUとGPUがPC体験を再定義する――NVIDIAとIntelが「製品の共同開発」に関する説明会を開催
NVIDIAとIntelがx86 CPU製品の複数世代に渡る共同開発について合意した。これを受けて、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOとIntelのリップブー・タンCEOが説明会を開催した。語られたことの概要をお伝えする。(2025/9/19)
Payments Dive:
「購入ボタン不要」の未来へ Google、AI決済の新標準「AP2」公開
Googleは9月17日(米国時間)、自律型AIエージェントによる取引を想定した新たな決済プロトコルを発表した。これにより、販売事業者や決済事業者、消費者は「買い物を代行するbot」が当たり前になる時代に備えることになる。(2025/9/19)
国際物流総合展2025:
有人と無人を切替可能な「二刀流フォークリフト」を三菱ロジが2025年度中に発売
三菱ロジスネクストは「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」において、自動化技術「SynfoX(シンフォックス)」を搭載した自動フォークリフト「PLATTER Auto Sタイプ」を披露した。(2025/9/19)
国際物流総合展2025:
設置床面積50%削減 ギークプラスが新型ピッキングステーションを国内初公開
ギークプラスは「国際物流総合展2025」において、従来モデル比で設置床面積を50%削減した新型ピッキングステーション「PopPick Lite Station」を国内初公開した。(2025/9/19)
世界陸上で存在感 プーマ開発トップが語る「AI時代のイノベーション論」
プーマの商品開発のトップを務めるPUMA Gloval Innovationのロマン・ジラールVice Presidentに「AI時代のイノベーション論」を聞いた。(2025/9/19)
研究開発の最前線:
CO2の資源化触媒をAIで探索して従来性能を上回る材料を開発
東北大学は、AIによる大規模データ解析により、CO2からCOへの電気化学的変換を触媒する最適な顔料色素を選定した。同色素を使用した多層構造の炭素系材料は、従来の金属錯体触媒を上回る性能を示した。(2025/9/19)
世界の製造業の93%が「AIは競争優位に必須」 KPMGコンサルティング調査
67%がエージェント型AIを利用。(2025/9/19)
国際物流総合展2025:
1週間で組み替え完了、レゴ感覚の自在型自動倉庫
ラピュタロボティクスは「国際物流総合展2025」において、レイアウトを自由自在に変更できる自動倉庫「ラピュタASRS」を展示した。導入した日本出版販売では生産性が2〜3倍向上したという。(2025/9/18)
80%の企業がメインフレームのモダナイゼーション戦略を見直している キンドリル調査
70%の企業がモダナイゼーションを推進できるマルチスキル人材の確保に苦戦。(2025/9/18)
イノベーションのレシピ:
「ラムダッシュ パームイン」が絶好調 70周年を迎えるパナソニックのシェーバー事業
パナソニックは、70周年を迎えた同社のシェーバー事業の戦略とモノづくりの取り組みについて説明した。(2025/9/18)
原子配列のゆがみと酸素欠乏が作用:
ひずみで強く光るセラミックス材料 高感度センサーへの応用期待
東北大学は、機械的な力が加わると発光する鉛フリーのセラミックス材料について、発光が著しく増強される仕組みを解明した。橋梁などインフラの劣化を可視光で診断できる高感度センサーや、自己発電型ウェアラブルデバイスなどへの応用が期待される。(2025/9/18)
AI活用先進企業に聞く:
全社データではなく「エース社員」の思考だけを学習 ノバセル流・生成AI活用が生んだ成果は?
トップ人材の思考プロセスをAIに学習させ、全社員でその知を活用できるようにするという発想で、生成AIの活用を急速に推し進めてきたのが、テレビCMの効果最大化サービスを展開するノバセル(東京都港区)。AI推進の旗を振るのは、入社わずか5年という異例のスピードでキャリアを重ねてきた若手リーダーです。(2025/9/18)
FAイベントレポート:
中国最新ロボット事情〜勃興するヒューマノイド〜
中国のロボット分野、とりわけヒューマノイド(人型ロボット)への注目が高まっている。中国の大手テックメディア36Krの日本語版である36Kr Japanが、その現状をレポートする。(2025/9/17)
国際物流総合展2025:
なぜ京セラはAGVを展開するのか 複合機のセンサーを応用した技術力
京セラドキュメントソリューションズは「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」において、現場の声をカタチにする「京セラ製 AGV(無人搬送車)」を披露した。(2025/9/17)
第1回「次世代型太陽電池の実装加速連絡会」:
ペロブスカイトなど次世代型太陽電池の普及促進へ エネ庁が実装加速連絡会を開催
ペロブスカイト太陽電池などの次世代型太陽電池の導入拡大に向けて、資源エネルギー庁が新たに「次世代型太陽電池の実装加速連絡会」を開催。その第1回会合では、自治体、民間の需要家や太陽電池メーカーを中心とした実務担当者の間で情報共有が行われた。(2025/9/17)
Go AbekawaのGo Global! 森見真弓さん from 日本 to タイ(後編):
タイのエンジニアは発想駆動、日本のエンジニアはスコープ重視
タイの高校でプログラミング教育に奮闘した森見さん。ハッカソンで生徒の「作る喜び」を引き出し、自身も異文化理解を深めた2年間の軌跡――。(2025/9/17)
Lenovo Innovation World 2025:
Lenovoの新型PCを見て、聞いて、触ってきた! 周辺機器やコンセプトモデルも見どころたくさん
Lenovoがドイツ・ベルリンで開催した「Lenovo Innovation World 2025」では、多数の新しいPCや周辺機器が展示された。筆者が説明員から話を聞いたものについて、詳しく紹介したい。(2025/9/16)
「AX」など3つの企画エリアを用意:
「CEATEC 2025」ことしも10万人超えへ 吉村知事が万博語るセッションも
IT/エレクトロニクス領域の総合展示会「CEATEC 2025」が2025年10月14〜17日、幕張メッセで開催される。より身近になったAIを幅広く紹介する「AX(AI Transformation)パーク」など、3つの企画エリアを用意する。(2025/9/16)
加藤財務大臣が語ったWeb3戦略 暗号資産「20%分離課税化」の展望は?
日本政府は今後、どのようにWeb3.0を国際競争力の鍵としていくのか。加藤勝信財務大臣が、8月25日に都内で開かれた「WebX 2025」で財務省・金融庁としての戦略を語った。(2025/9/16)
国際物流総合展2025:
複雑形状にフィットで段取替え削減、THKが自動車業界向けマルチ吸着ハンド
THKは「国際物流総合展2025」において、複雑な形状をしたワークの吸着に適した、自動車部品業界向けの「次世代マルチ吸着ハンド(TNH08-V09)」を出展した。(2025/9/16)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。