猛威をふるったBlasterワーム。これが大流行したのは2003年でしたが、いまだにこのワームの痕跡はインターネット上に残っています。その理由の1つは、いまだにセキュリティパッチが適用されていないホストが残っていることにもあります。今回は脆弱なホストや設定ミスによって発生する「穴」への攻撃を見抜く方法を解説します(編集部)
第1回ではクロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなど、Webサーバへの攻撃を見抜く方法を解説しました。しかし狙われているのはサーバだけではありません。今回はクライアントを攻撃対象とする「受動的攻撃」を見抜くためのスキルを解説します(編集部)
ウイルス、ワーム、ボットによる攻撃……ネットワーク上に存在する脅威は多種多様である。サーバにアクセスされた形跡を見て、それが通常のものなのか、それとも脅威なのかを判断するには知識と経験が必要となる。そこで本連載では、インシデント・ハンドリングのために必要な「問題を見抜く」テクニックを分野ごとに解説していく(編集部)