Heartbeat開発の中心メンバーが突然の独立宣言? Heartbeatのソースコードはどう変化したのでしょうか。最終回の今回は、開発リポジトリを用いたビルド手順やHAクラスタの運用に際して覚えておくと有用な心得についても紹介します。
「Heartbeat」の適切な導入によってHAクラスタを構成し、Linux上で動作しているサービスの可用性を上げることができます。続いて、肝心のデータそのものを保護できるツール「DRBD」について紹介しましょう。
サービスの継続を確保するはずのHeartbeat自体が不安定になってしまったら、いったいどうすればいいのでしょう? この問題を解決してくれる2つの機能「Watchdog」と「STONITH」の使い方を紹介しましょう。
前回は、HAクラスタを構築できるオープンソースソフトウェア「Heartbeat」の主な機能を紹介しました。第2回は、Heartbeatのインストール方法を解説し、さらに基本的な設定内容を紹介していきます。(編集部)
サーバが落ちたときに代替機がそのサービスを引き継ぐことにより、サービスのダウンタイムを減少させるHAクラスタを、オープンソースソフトウェアの「Heartbeat」を使って構成する方法を紹介します。第1回はまず、クラスタリングの基本とHeartbeatの特徴を説明します