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Windows Phoneアプリ開発情報“まとめ”とプロトタイピングSilverlightベースで作るWP7アプリ開発入門(5)(3/3 ページ)

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SketchFlowをWebブラウザ上で実行してみる

 一度実行してみましょう。いつものエミュレータではなくWebブラウザが起動されます。

Webブラウザに表示されたSketchFlow
Webブラウザに表示されたSketchFlow

 Webブラウザに表示されたエミュレータ右上のボタンをクリックすることで、画面が回転します。

横向き表示のためのボタン
横向き表示のためのボタン

 SketchFlowでは[マイフィードバック]パネルを使ってコメントを残せます。

フィードバックされたコメント
フィードバックされたコメント

 またペンツールを選択して、画面に直接書きことも可能です。

画面に書き込んだコメント
画面に書き込んだコメント

 [ナビゲーション]パネルや[マップ]パネルを使えば、画面へのリンクを実装していなくても直接遷移できます。

[ナビゲーション]
[ナビゲーション]
[ナビゲーション]からホーム画面に移動したエミュレータ
[ナビゲーション]からホーム画面に移動したエミュレータ

フィードバックの共有

 いくつかフィードバックを入力したら、エクスポートしてみましょう。[マイフィードバック]パネルからフィードバックをエクスポートします。

フィードバックのエクスポート
フィードバックのエクスポート

 エクスポートをクリックすると、ダイアログが表示されるので、誰のフィードバックか分かるように入力して、保存します。

フィードバック作成者の情報
フィードバック作成者の情報

 では、保存したフィードバックをプロジェクトに反映させてみましょう。

 まず、[フィードバック]パネルが表示されてなければ、ウィンドウから表示します。

SketchFlowフィードバックの表示
SketchFlowフィードバックの表示

 [フィードバック]パネルが表示されたら+ボタンから、保存したフィードバックを追加します。

フィードバックの追加
フィードバックの追加

 追加されると、プレビュー画面にフィードバックが反映されます。

フィードバックが反映されたプレビュー画面
フィードバックが反映されたプレビュー画面

 後は、フィードバックに合わせて、画面をリデザインしましょう。このSketchFlowの良いところは、Windows Phoneの開発環境がなくても、Silverlightのプラグインさえインストールされていれば、フィードバックができるところです。

 例えばSketchFlowページをWeb上に公開し、フィードバックファイルを送信してもらえば、友人や開発者仲間から簡単にアイデアやアドバイスを得られるでしょう。

次回は、いったん総集編

 今回は、Windows Phoneにおけるプロトタイピングについてご紹介しました。連載を通して、Expression Blendで開発するWindows PhoneアプリのUI側について、だいぶ理解度が深まったのではないでしょうか。

 次回は、これまでの応用としてサンプルアプリを開発してみたいと思います。

著者紹介

Windows Phone Arch代表

泉本優輝

UIデザインからプログラミング、表現までやりたい、自称クリエイティブデザイナ

“さわってみたい”を創ることが目標。フィジカルコンピューティングなどの試作を行う傍ら、コミュニティ活動ではExpression Blendを中心としたセッションを行っている



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