これまで本連載では、Windows Phoneの色使いやMetro UI、PanoramaやPivot、マルチタッチのジェスチャなど、フロントエンドのWindows Phoneらしさを紹介してきました。その中で紹介してきたように、Windows Phoneアプリ開発は、後ほど紹介するプロトタイピングツールを含めツールやマーケットなどの環境は整ってきました。
しかし、まだまだ日本人開発者向けの情報源という点では、どのように収集すればいいのか、疑問点はどのように解決すればいいのか、困っている方もいると思います。そこで今回は、まずWindows Phoneアプリ開発の参考情報について紹介します。
日本人開発者向けコミュニティとしては、「WPArch」があります。
メンバーリストを見ると、2011年10月12日現在277人が登録しています。公式Twitterや、Facebookページもあります。
ハッシュタグ「#wp7dev_jp」や「#wp7jp」、そしてフォーラム上で質問が飛び交っていますので、1度確認してみてはいかがでしょうか。
また先日、Windows Phoneアプリ開発に関する開発者のフィードバックを受け付ける「App Platform」が日本語化されました。こちらに要望を投げると、よりよい開発環境への発展に貢献できるかもしれません。
日本語で読めるWeb上の記事としては、本連載以外にも@ITには、以下の記事があります。「Windows Phoneがどんなものか知りたい」「いますぐにWindows Phoneアプリを作りたい」「他のプラットフォームから移行したい」というときに参考にしてみてはいかがでしょうか。
最新情報としては、ブログ「ななふぉ - Windows Phone 7.5 のことだけ書いてるブログ」や「「Windows phone」最新記事一覧 - ITmedia Keywords」が参考になると思います。もちろん、公式サイトも最新情報の収集に欠かせないでしょう。
「CodeRecipe」という、サンプルコードが集まったサイトがMSDN内にあります。英語の情報が多いのですが、真ん中の方にある「英語の検索結果を含む」を外すと、日本語の情報のみ表示されます。そして、左側のモバイルを選択すると、主要プラットフォームがWindows Phoneになっているコードが現れます。
また、最近は書籍も充実してきました。Amazonで検索すると、多くの日本語書籍が見つかります。
これらの情報を、ぜひWindows Phoneアプリ開発に役立ててみてはいかがでしょうか。
次ページからは、Windows Phoneアプリ開発におけるプロトタイピングについて紹介します。プロトタイピングはSketchFlowを用いて簡単に行えます。
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