Windows PhoneをShake!加速度センサアプリを作るにはSilverlightベースで作るWP7アプリ開発入門(8)(1/3 ページ)

» 2012年01月13日 00時00分 公開
[泉本優輝WP Arch]

加速度センサシミュレータを利用するには

 前回の「Windows Phoneで動くカメラアプリ作成の基礎知識」ではWindows Phoneでカメラプレビューを利用する方法を紹介しました。今回は加速度センサを利用してみましょう。

加速度センサは大人気!

 加速度センサを利用したアプリは、iPhone、Android、Windows Phoneなど多くのプラットフォーム/マーケットで公開されています。代表的なものとして、「Labyrinth」などがあります。


加速度センサはシミュレーションできる

 Windows Phone開発環境ではエミュレータで加速度センサをシミュレーションできます。そのため実機を持っていなくてもアプリケーションを利用できます。

 加速度センサシミュレータはエミュレータ右にある[>>]ボタンをクリックすると表示できます。

Windows Phoneエミュレータ右にあるメニュー Windows Phoneエミュレータ右にあるメニュー

 加速度センサシミュレータが起動したら、表示されているWindows Phoneをマウスでドラッグしてみましょう。Windows Phoneが傾き、X、Y、Zの値が表示されています。

エミュレータに付属している加速度センサシミュレータ エミュレータに付属している加速度センサシミュレータ

加速度センサの値を取得するには

 まずは手始めに、シミュレータに表示されている、X、Y、Zの値をアプリから取得してみましょう。

プロジェクトを作成して画面デザイン

 Expression BlendでWindows Phoneプロジェクトを作成します。

Expression Blendで作成したWindows Phoneプロジェクト Expression Blendで作成したWindows Phoneプロジェクト

 次に値を表示するTextBlockを設置します。ContentPanelの中にStackPanelを置き、TextBoxを縦に3つ並べました。TextBoxのx:Nameを上からxText、yText、zTextとします。

加速度センサの値を表示するTextBlock 加速度センサの値を表示するTextBlock

 次ページでは、加速度センサの値を取得します。

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