前回の「Windows Phoneで動くカメラアプリ作成の基礎知識」ではWindows Phoneでカメラプレビューを利用する方法を紹介しました。今回は加速度センサを利用してみましょう。
加速度センサを利用したアプリは、iPhone、Android、Windows Phoneなど多くのプラットフォーム/マーケットで公開されています。代表的なものとして、「Labyrinth」などがあります。
Windows Phone開発環境ではエミュレータで加速度センサをシミュレーションできます。そのため実機を持っていなくてもアプリケーションを利用できます。
加速度センサシミュレータはエミュレータ右にある[>>]ボタンをクリックすると表示できます。
加速度センサシミュレータが起動したら、表示されているWindows Phoneをマウスでドラッグしてみましょう。Windows Phoneが傾き、X、Y、Zの値が表示されています。
まずは手始めに、シミュレータに表示されている、X、Y、Zの値をアプリから取得してみましょう。
Expression BlendでWindows Phoneプロジェクトを作成します。
次に値を表示するTextBlockを設置します。ContentPanelの中にStackPanelを置き、TextBoxを縦に3つ並べました。TextBoxのx:Nameを上からxText、yText、zTextとします。
次ページでは、加速度センサの値を取得します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.