声を変えると表現力が変わる:アナウンサー×2年目社員 目指せ! ライトニングトークの星(2)(2/2 ページ)
声が他者に与える印象「声格(せいかく)」を変えて、表現豊かなプレゼンやLTを目指そう。※オリジナル動画付き
声を磨けば、自信が付く
「声」を磨くことで、大きな良い影響を与えられます。実際に、私のトレーニングに参加した皆さんの感想を紹介しましょう。
今までは自分の声に自信が持てず、少し焦りを感じていましたが、改善できると分かり自信が持てました
私でも確実に話せる、という自信が持てた気がします
具体的に声の持つ魅力について学び、とてもやる気が出てきました
やればできるという自信が持てました
自分の話し方に自信がなく、人前で話すことが不安でしたが、今は少し自信が付き、気持が楽になりました
声を磨くことで、自信が付き、自分らしい話し方ができるようになる。これが、声が持つチカラだと思います。さらに、声は職場に良い影響も与えることにつながります。
- やる気のある元気な声や言葉が飛び交って、その場に活気があふれるようになる
- 声格の良い人が集まると、協調性と積極性が生まれ、雰囲気が明るくなる
- コミュニケーション能力が身につく
声を磨くことは重要です。声によって、プレゼンテーションでも他の人より一歩、いいえ、大きな差をつけられるのです。
声の磨き方を動画で学ぶ
では、どうやって声を磨くのか? それは、冒頭の動画でも紹介しましたが、次の3つの要素をトレーニングすることです。
- 発声
- 滑舌
- 表現力
まずは「発声」。発声や発話のトレーニングを繰り返すと、声のパワーが高まり、自信の伝わる説得力のある話し方ができるようになります。
次に「滑舌」。滑舌が良くなると、聞き取りやすい話し方ができるようになり、相手に聞き返されなくなります。
そして、「表現力」。表現力を身に付けると、話が人に理解されやすくなり、知的イメージがアップします。
すぐに全てができるわけではありませんが、少しずつトレーニングをすることで、徐々に声が磨かれていきます。今回の動画では、発声のトレーニング方法を簡単に紹介します。ぜひ、参考にしてください。
次回は、「発声」について、さらに具体的なトレーニング方法を紹介します。お楽しみに。
筆者プロフィール
執筆・プレゼントレーニング 山崎美和
キャリアヴォイス代表 フリーアナウンサー、キャリアカウンセラー
フリーアナウンサーとして18年間マスコミの仕事に携わった後、キャリアカウンセリングに関する資格を取得。大学や行政機関、社会人を対象としてキャリアカウンセリング(6000人以上)やキャリア講演、ヴォイストレーニング、プレゼンテーション、就職支援講座の講師を務める。2014年春、キャリアヴォイスを提唱。参加者のニーズにマッチしたヴォイストレーニングを開催している。
キャリアヴォイスFacebookページ
所有資格
2級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)/CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)/産業カウンセラー/メンタルヘルスマネジメント検定ラインケアーコース
監修 赤井 誠
MKTインターナショナル代表取締役 キャリアカウンセラー
日本ヒューレット・パッカードで当時最下位だったLinuxビジネスを担当し、国内トップの規模にまで成長させ、さらにはHPグローバルでも1位を達成し、伝説のプロジェクトマネージャーと呼ばれる。2011年にMKTインターナショナルを起業。マーケティング支援、事業開発、人材開発を事業の柱として活躍。
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