「差別化」をリードする アジャイル時代のプロジェクト管理

およそ全てのビジネスをITが支えている今、「ビジネス展開にリニアに連動した開発・運用」を実現できるか否かが、「差別化」のカギを握っていると言ってもいいだろう。だが、「ビジネスと開発・運用が連動する」と言葉で言うのは簡単だが、現実はそれほど単純ではない。差別化のためにはスピーディな開発・リリースが大前提。しかしニーズにかなったものでなければ意味がない以上、要件変更にも柔軟に対応できることが求められる。

このためには関係者間の密接かつ正確なコミュニケーションが不可欠だが、立場や観点、使っている言葉の違いなどからすれ違いが生じ、プロジェクトはいつしか足並みが狂い始めるの通例だ。では一体どうすれば、「差別化」に役立つシステムをスピーディかつ柔軟に作れるのだろうか?――プラクティスやツールの効用を生かし切る、「アジャイル時代のプロジェクト管理」の要件を今明らかにする。

TopStory

特集:「差別化」をリードする、アジャイル時代のプロジェクト管理(4):

急成長を遂げるインターネットテレビ局「AbemaTV」の開発現場では、マイクロサービスをベースとするスクラム開発とプロジェクト管理の新たな取り組みが進んでいる。

(2016年9月1日)
特集:「差別化」をリードする、アジャイル時代のプロジェクト管理(3):

従量課金モデルを採用したPaaS型の新しいタイプのECプラットフォームを提供するCommerbleは、Microsoft Azureを中心に、AWSやCIツール、プロジェクト管理ツール、ソースコード管理ツールを連携させることによって、継続的に進化を続ける質の高いECサービスの提供に成功している。その舞台裏を聞いた。

(2016年8月8日)
特集:「差別化」をリードする、アジャイル時代のプロジェクト管理(2):

クラウドインテグレーションを中心としたSI事業を手掛けるクリエーションラインでは、アジャイル型開発に適応できるエンジニアの育成に力を注いでいる。その取り組みについて聞いた。

(2016年7月5日)
特集:「差別化」をリードする、アジャイル時代のプロジェクト管理(1):

先が読めないニーズの変化に対応しながらITサービスを開発するためには、どのようにプロジェクトを管理すれば良いのだろうか? 手作業中心の「静的な管理」がもはや通用しない理由と、今求められる「動的な管理」の要件を考える。

(2016年3月1日)

特集記事 - PR -

中心人物が提示した「転職の条件」とは:

セプテーニ・オリジナルは、インターネット広告事業を手掛ける「セプテーニ」の子会社として、システム開発を行う企業だ。同社ではアトラシアンの「JIRA Software」「Bitbucket Server」「Confluence」「Bamboo」といったツール群を導入し、アジャイル型の開発手法を推進している。同社のエグゼクティブエンジニアとマネージャーに、導入の経緯や現在の活用状況、今後のビジョンなどについて聞いた。

(2016年8月29日)
FinTechスタートアップの例:

世界中で全ての企業がソフトウェア企業になるといわれている昨今。日本でも「Finance(金融)」と「Technology(技術)」を足した造語である「FinTech」が流行し、さまざまな企業が新たな金融サービスを開発し新規参入を果たしている。また、金融以外の業種、例えば、教育、医療、物流、製造などでも国内で既に、このような動きが出てきている。このような中、顧客接点を増やすために差別化が重要となるスタートアップならではのプロジェクト管理の課題に加えて、それぞれの業種に特化した課題があるのはご存じだろうか。2015年4月に金融分野で新規参入をしたウェルスナビに聞いた。

(2016年7月13日)
現場でJIRAやBitbucketはどう活用されているのか?:

アトラシアンがコミュニティーカンファレンス「Atlassian For Teams − Team-1 ゲーム開発現場でのチーム開発」を開催。現場でアトラシアンのツールを活用しているゲーム開発企業gloopsやgumiの担当者が登壇し、ツールの利用事例や、利用している中で見えてきた課題、ツールへの要望などをセッション形式で発表した。

(2016年6月30日)
ビジネス部門の“事業計画”に貢献できてますか?:

“エンタープライズアジャイル”における、アジャイル型開発の真の価値は、開発された成果物が顧客満足度の向上やビジネス拡大など事業計画に貢献することであり、「プロジェクト全体がその目的のために進んでいるかどうか」が重要になる。そこで、“エンタープライズアジャイル”の次のステップでは、複数の開発チームが動くプロジェクト全体の進捗を管理するツールが求められてくるのだ。

(2016年5月23日)
開発チームの“独りよがり”になってませんか?:

変化が速い昨今のビジネス環境において、アジャイル型開発の採用を進める開発会社が増えつつある。一方、開発を実際に進めていく中で、アジャイル開発に対応したプロジェクト管理ツールを導入しただけでは解決されない課題も幾つか浮き彫りになってきた。その課題とは何か。解決するためには何が必要なのだろうか。

(2016年4月1日)
もう“ごまかし”は通用しないのでは?:

現在、多くの企業がプロジェクト管理にExcelを利用しており、手作業で進捗状況を管理している。日々の進捗状況をExcelに手動で入力することで、開発担当者には手間が掛かることに加え、入力された情報はあくまで開発担当者の“感覚”であり、“ごまかし”もできてしまう。“実績”をベースにしたプロジェクト管理を行うためには何が必要なのだろうか。

(2016年3月1日)

関連記事

アジャイル時代のプロジェクトマネジメント入門(1):

プロジェクト管理の基礎からアジャイル開発の理想と現実、成功例と失敗例、を紹介し、ベストプラクティスを提案する連載。初回は、そもそもプロジェクトとは、プロジェクト管理とは何かについて解説し、プロジェクト推進における4+1のフェーズを紹介する。

(2014年10月23日)
明日から使えるシステム開発プロジェクトの進め方 再入門(2):

本連載では、システムを外部に発注する事業会社の側に立ってプロジェクトをコントロールし、パフォーマンスを最大化するための支援活動をしてきた筆者が、これまでの経験を基に、プロジェクト推進の勘所を解説していく。今回は、要件定義の準備作業について解説する。要件定義をスムーズにこなすためには作業に着手する前に綿密な計画を立てる必要がある。

(2015年5月19日)
明日から使えるシステム開発プロジェクトの進め方 再入門(3):

本連載では、システムを外部に発注する事業会社の側に立ってプロジェクトをコントロールし、パフォーマンスを最大化するための支援活動をしてきた筆者が、これまでの経験を基に、プロジェクト推進の勘所を解説していく。今回は、要件定義をうまくこなすためのポイントについて解説する。手間を惜しまず丁寧に対応しよう。

(2015年7月2日)
ブラックアジャイルによろしく:

本企画はWeb開発企業『クレイ』におけるアジャイルソフトウェア開発の経験を漫画「ブラックジャックによろしく」の名シーンを挿絵に紹介するドキュメンタリーです。

(2013年4月15日)
理屈より実践で学ぶアジャイルの方法論:

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(2013年5月28日)
ソフトウェア開発の匠(4):

匠Lab 代表取締役の萩本順三氏が、既存のソフトウェア開発プロセスにメスを入れる!

(2009年3月11日)
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(2011年4月13日)
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プロジェクト管理ツールの「JIRA」をはじめ、開発者向けのコラボレーションソフトウェアを提供するアトラシアンは6月20日、日本市場への本格進出に関する記者説明会を開催した。

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(2013年6月27日)
DevOps時代の開発者のための構成管理入門(2):

「DevOps」という言葉にもあるように、ソフトウェア構成管理は、インフラ運用に取り入れられるなど、変わりつつある時代だ。本連載では、そのトレンドにフォーカスして、現在のソフトウェア開発に有効な構成管理のノウハウをお伝えする

(2013年1月30日)
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