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2004年5月掲載の「今日のひと言」

情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/29

『優先順位』 優先順位を決めるのに重要なことは、分析ではなく勇気です。(1)過去ではなく未来を選ぶこと (2)問題ではなく機会に焦点を当てる (3)横並びではなく自らの方向性をもつ (4)無難で容易なものではなく変革をもたらすもの、です。日ごろから思考して、優先順位を優先させる知恵と勇気を持ちましょう。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/28

『夢のある企業』 私は夢のない企業はだめだと思います。伸びている企業はトップが夢を持ち続けている企業です。経営資源とは「人・物・金・時間・情報」ですが、「夢」も大切な経営資源です。経済状況が厳しい昨今、暗くて元気がない企業が多いですが、業績を伸ばしている企業は明るく夢のある企業です。人は、良いもの・美しいものに憧れます。企業も夢を持ち続けることが大切です。人間の能力の差は、せいぜい2〜3倍程度の差です。しかし思いの差は200〜300倍の差があります。企業の思い・夢を大切にしましょう。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/27

『技術と経営』 これからの時代は、技術と経営を一体化させて判断することが大切です。この2つのキーワードから、これからの経営を左右するあらゆる問題が発生するからです。技術面では、情報通信、情報ネットワーク、環境問題、新素材分野で急速な変化が起こることが考えられます。いまやあらゆるメーカーは、環境問題を無視して経営は成り立たなくなってきています。経営面では組織のあり方や心の問題が重要になってきます。特に心の問題では、目に見えないものに対する研究が進むでしょう。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/26

『戦略の誤りは、戦闘では補えない』 会社経営でも仕事でも戦略が大切です。すぐに儲かるノウハウを知りたいと考えるのは当然ですが、その前に方向性、戦略を決めることが重要です。何のためにこの仕事をするのか、目的の目的は何かを常に明確にしましょう。戦略が明確になれば、戦闘レベルのノウハウ、ハウツウは、無限に出てきます。戦闘レベルは毎日変化しても良いものです。常に目的地を明確にしましょう。そこに到達する手段は無数にあります。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/25

『自分の仕事』 上司から仕事の指示を受けたなら、まず「この仕事は自分の仕事」と考えることです。決められた納期と報告の義務だけを守れば後は自由だ、思う存分腕を振るってやる、と考えることです。仕事で一番大切なことは自主性です。次のポイントは仕事の目的を明確にすることです。この仕事の目的は? 目的の目的は? 大目的は?と考えることです。あとは到達点を明確にし、タイムテーブルを作成します。大目的を追求しながら、創意工夫を繰り返します。指示を出した上司に確認することも忘れずに。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/22

『主人公は自分』 指導者はどんなときでも自分みずから、「このようにしよう」「こうしたい」というものを持っていなくてはなりません。そういう仮説を持った上で他人の意見を参考として取り入れることが大事で、自分の考えを何も持たずに、ただ他人の意見に従うというだけなら、指導者としての意味はありません。自主性・主体性・仮説を持ち、主人公は常に自分という自覚を持ちましょう。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/21

『重要事項を優先させよう』 1. もしつね日ごろから行っていれば、あなたの仕事や私生活の質を著しく向上させる活動を1つ上げるとしたら、それは何ですか? 2. あなたの仕事の業績、または結果を著しく向上させる活動が1つあるとすれば、それは何ですか? 仕事のポイントは重要事項を優先させることです。それには、あるべき姿を明確にする必要があります。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/20

『先手をとる』 事業は、永久に存在しなければならないという至上命令を背負っています。それには高収益型事業構造を、常に構築することです。時代は恐ろしいスピードで進んでいます。経営戦略は常に先手をとることによって大きな効果を発揮します。先手をとれば、一部を除いて競合相手はなかなか気付かず、また気付かれたとしても、反撃が難しい場合が多いものです。常に先手をとることにより、企業内に健全な危機意識が目覚め、社員育成にも繋がります。先手をとれる企業は長期的には大きく成長します。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/19

『リーダーの3つの「し」』 1. 1つめの「し」は、志です。志の低い人はすぐその目標に達してしまうので、後は自分の快楽だけに目を向けています。志は高く持ちましょう。2. 2つめの「し」は、人生の師です。私も多くの師のご指導を感謝しております。3. 3つめの「し」は、詩、すなわちロマンです。リーダーは、夢・ロマンをもって事業に取り組むのです。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/18

『ある回転寿司店の話』 寿司を握るのはすべて職人で、ネタもシャリも酢も本物を使い、ゴミ専用の冷蔵庫を置いて臭いが出ないようにしている。皿の色での値段の区別をやめ、安いものを食べていても分からないようにする配慮もしている。家族が来る日曜日は高価なものを出さず、子どもが高いものを欲しがる心配をなくして、お父さんが安心して食事できるようにしているという。その日に回転寿司で使うお金が決まっており、子どもがたくさん食べるとお母さんが食べるのを制限するからだそうです。そのお店は、1店舗5000万以上の売上を維持し、多店舗展開をしています。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/15

『情報化時代』 企業と個人の情報格差はほとんどなくなり、どこにいても同じ情報を大量に入手することが可能になりました。いままで人々を遮断していた時間や距離、組織の壁などが壊れてきています。ホノルルに行った際も、パソコンでアクセスすることにより日本にいるのと変わりなく仕事ができました。各企業は従来のパラダイムを変え、情報化社会に対応したビジネスモデルをいかに構築するかが急務でしょう。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/14

『技術と経営』 これからの時代は、技術と経営を一体化させて判断することが大切です。この2つのキーワードから、これからの経営を左右するあらゆる問題が発生するからです。技術面では、情報通信、情報ネットワーク、環境問題、新素材分野で急速な変化が起こることが考えられます。いまやあらゆるメーカーは、環境問題を無視して経営は成り立たなくなってきています。経営面では組織のあり方や心の問題が重要になってきます。特に心の問題では、目に見えないものに対する研究が進むでしょう。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/13

『特長ある商品を伸ばそう』 企業の経営資源(人・物・金・時間・情報・夢)は、有限です。ですが、お客様の要求は無限です。お客様のすべての要求を満たすことは、初めから無理です。ではどうするかというと、日ごろから自社のドメイン(事業範囲)と、ミッション(使命)、ターゲットを明確にすることです。自社の優位特性、事業範囲を明確にして、その中で顧客の要求を満たすことです。よく「品揃え」と称して他社に追従して取り扱い商品が多くなっている会社があります。これからは自社の優位特性を生かした、特長ある商品開発が必要です。物あまりの成熟市場では、顧客中心の圧倒的な満足度を提供できる、お客様が買いたくなる特長のある商品開発が企業成長のポイントです。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/12

『謙虚であること』 剣術でも、習い始めて少しうまくなってくると、みんなが自分より弱く見えてきます。しかしその域を脱すると、「自分もまあ相当修行したが、自分より上の人がたくさんいる」ということが分かってきます。そんなときに謙虚な気持ちで、その人たちを手本として、その本質を究めようとすることです。経営もこれと同じで、経営者としての経験を積めば積むほど、経営というものの幅の広さ、奥行きの深さが分かってくるものです。もうこれでいいと思えば進歩が止まります。常により良き方法、より良き道を求めるという姿勢が大切です。この謙虚さがなくなれば、リーダーとしては失格です。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/11

『数字の見方』 事業経営に最も必要な情報は「傾向値」です。断面的な情報だけではありません。会社の数字を絶対額で見る必要性はありますが、それだけでは不十分です。ときには判断の誤りを起こすことがあります。絶対額も大切ですが、ときには傾向というものが絶対額より大切になります。会社の中の数字を「傾向値」で見て事態を正しく判断し、意思決定をする必要があります。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/8

『禅の力』 坐禅を行い沈黙することは重要な意味があります。それは自分と向かい合い、考えをまとめ、気持ちを整理するための時間かもしれません。また、沈黙思考により、言語表現の範囲を超えた思考の領域に到達しようとする人間の探究心を意味します。ときには沈黙に耐えることも必要で、その背後の原理に触れ自分自身にどれだけ向かい合えるか、ということです。沈黙は思考・コミュニケーションを深め、自分自身を活性化します。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/7

『権限は委譲できるが、責任は委譲できない』 「トップの責任において決定する」ということは、結果に対する責任をトップが負うという意味です。人の上に立つ人は「部下が何をしようとすべて自分の責任である」という態度でなければ、本当の意味で人を使うことができず、部下の信頼を得ることもできません。信頼できる上司でなければ、部下は働く意欲を失うものです。
情報マネージャのための「今日のひと言」

2004/5/1

『経営計画』 経営計画を作り、自社の未来像(あるべき姿)を明確にしましょう。経営計画を実践することで会社が変わります。あるべき姿に向かって前進することで会社に革新が起こります。経営計画作成には時間をかけてもよい。なぜなら、経営計画に費やした時間の数千倍、数万倍の時間がそれ以降、節約できるからです。

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