ここまででXML文書の概要について解説してきた。最後の第三部では、XMLをシステムにどのように組み込んでいくのか、という問題について触れてみよう。
XMLで情報をやり取りする場合、事前にどのような構造のXML文書にするのか、取り決めが必要だ。その取り決めを表現するためにスキーマ言語を利用する。そしてXML文書を処理するための機能の中心がXMLパーサだ。XMLパーサの機能を呼び出すための標準的な手順には2通りある。
そして最後に、現在のXMLはどのようなシステムで利用されているのか。簡単な例を交えて解説しよう。
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