ヴイエムウェアは12月1日、「VMwareクラウドサービスプロバイダ協議会」を設立したと発表した。国内におけるクラウド・コンピューティングの普及と関連企業間の連携体制の確立を目指す。
ヴイエムウェアは中小企業がサーバ仮想化技術を活用できるようにするための方策として仮想サーバ・ホスティングを重視し、他社による関連サービスの広がりを目指している。また、将来に向けては企業の事業規模と無関係に、社内のサーバ仮想化環境と連携した仮想サーバ・ホスティングの利用が進むとし、連携手法の整備を進めている。
協議会は、仮想化技術をベースに提供されるIT サービスに有用な技術サポートの充実、共通課題に対する協業、マーケティング活動を3つの柱として活動していく。会員向けの技術説明会や勉強会、共同実証実験、共通のミッションクリティカル・サポート実現に向けた意見交換、需要創造型イベントの開催などを行っていくという。
発足時の正会員は、伊藤忠テクノソリューションズ、ITコア、アイネット、CSK-ITマネジメント、日立情報システムズ、京セラコミュケーションシステム、ソニー、ソフトバンクテレコム、TIS、日立ソフトウェアエンジニアリング、丸紅。今後100 社を目標に賛助会員も募集する。
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