「RC5」とは、RSA Data SecurityのRonald Rivest氏が開発した共通鍵ブロック暗号である。
「RC5」とは、RSA Data SecurityのRonald Rivest氏が開発した共通鍵ブロック暗号である。
構造が非常にシンプルであり、鍵の長さは0〜2040bit、ブロックの大きさは32bit、64bit、128bitから選択できるのが特徴。推奨されているのは、128bitの鍵、64bitのブロックである。
RC5は「RCシリーズ」の一つであり、他にはRC2、RC4などが存在する。
RC2は、RC5と同様、共通鍵ブロック暗号である。ブロックの大きさは64bitで固定、暗号鍵のサイズが可変であるという特徴がある。
RC4は、現在でも広く使われている共通鍵ストリーム暗号だ。実装の軽量さと容易さが特徴となっている。RC4はストリーム暗号であることから、平文は可変長であり暗号鍵のサイズも可変であるため、非常に柔軟に扱える。
【2004/1/1】初版公開。
【2019/1/21】最新情報に合わせて内容を書き直しました(セキュリティ・キャンプ実施協議会 著)。
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