データを表示、編集するためのWebページを作成します。先ほど作成したデータアクセス用クラスをビジネスオブジェクトとしてGridViewにバインドします。ツールボックスから[GridView]を選択しDefault.aspxにドラッグ&ドロップします(図10)。
表示される「GridViewタスク」より[データソースの選択]をクリックし[<新しいデータソース>]を選択します(自動的に「GridViewタスク」が表示されない場合はGridView右上の三角マークをクリックします)。表示されるダイアログで[オブジェクト]を選択し[OK]をクリックします(図11)。
表示される「ビジネスオブジェクトの選択」で「DataAccess」を選択します(図12)。Data Accessクラスをビルドしていないと、ビジネスオブジェクトとして表示されないので注意が必要です。
[次へ]をクリックすると「データメソッドの定義」が表示されますのでSELECTにgetdataメソッド、UPDATEにeditメソッドを選択し、[完了]をクリックします(図13)。
次に、GridView右上の三角マークをクリックし、「GridViewタスク」を表示します。表示されたGridViewタスクの[編集を有効にする]にチェックを入れます。同様に[オートフォーマット]よりお好みのデザインを選択してください(本サンプルでは[カラフル]を選択しています)(図14)。
以上でサンプルアプリケーションの実装は終了です。
メニューより[デバッグ]→[デバッグの開始]またはF5キーを押してデバッグ実行を開始します。デバッグ時に図15のような警告が出る場合、デバッグを有効にすることをお勧めします。
図16で[編集]をクリックすると列の編集が可能となり、編集後に[更新]をクリックすると編集が反映されます。なお、この状態ではキー列であるDEPTNO列も編集可能になっていますが、今回は単純なアプリケーションを作ることが目的のため、特に制御はかけていません。
今回は環境設定からODP.NETを用いた単純なアプリケーション実装までを行いました。次回ではODTを使った実装についてご説明します。
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