ポータルサイトgooを運営するNTTレゾナントと慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構は2月5日、共同で行った大学講義のインターネット公開についてのネット調査の結果を発表した。多くの人が講義のWebサイトでの公開を歓迎し、特に「情報科学」「経済学」など実用的な講義をネットで見たいという声が多かった。
調査はインターネット・アンケートサービス「gooリサーチ」で実施。有効回答数は1000だった。
現在、国内では15の大学が講義をインターネットで公開しているが、「大学の講義内容が見られるWebサイトを利用したいか」との質問に対して、回答者の23.3%が「非常に利用したい」と回答。「利用したい」という答えも60.6%あり、計83.9%の回答者がネットで公開された講義を見たいと考えている。
ネットで見たい講座は「情報科学」と「経済学」がそれぞれ33.3%でトップ。「経営学・マーケティング」(32.9%)、文学(27.8%)、医学(23.4%)が続いた。仕事で必要となる実用的な講義や、教養を高める講義の人気が高い。
講義のネット公開で重要と考えるのは「講義の分かりやすさ」が28.9%でトップ。次いで20.3%で「ラインアップの豊富さ」、19.0%で「講義テーマの面白さ」が入った。
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