マッシュアップに必要なWeb API。具体的にどんなものがあるのでしょうか? いくつかピックアップしてみました。
Yahoo!が提供しているWeb APIです。一般的な検索機能はもちろん、オークションやミュージックといったジャンルを絞った検索や、地図情報、ニュースといった情報も利用できます。
GoogleはたくさんのWeb APIを公開しています。検索、ガジェット、カレンダー、地図…… など、Googleが提供しているサービスのほとんどがWeb APIとして公開されています。
人力検索や日記、ソーシャルブックマークなどのサービスを提供するはてなも、各サービスに対応したAPIをリリースしています。
Amazonが管理する商品情報や写真、カスタマーレビューを利用するAPIが用意されています。ドキュメントは基本的に英語で記述されています。
写真共有サイトFlickrのAPIです。人気のある写真を取得したり、画像の管理や検索など多数のAPIが公開されています。
では、具体的なマッシュアップサイトを筆者がいくつか選んだので見てみましょう。これらのサイトを参考に、あなたもマッシュアップサイトを構築すれば、時の人になれるかもしれません!?
Google Suggest、Yahoo! Web検索API、Amazon API、はてなAPIを利用した検索サービスです。Google Suggestで検索キーワードの入力補完を行う。検索結果は、はてなブックマーク数からタグクラウド風に表示し、Yahoo!の検索結果からAmazonの商品データも検索し併せて表示します。
GoogleマップとはてなAPIをマッシュアップしたサービスです。はてなフォトライフやキーワード、コメントなどをGoogleマップ上で表示可能です。
話題のニュースやキーワード、ジャンルから関連する動画、情報をピックアップしてくれるサービスです。Yahoo!、YouTube、AmazonのAPIを利用しています。おしゃれなマッシュアップサイトですね。
最後に、マッシュアップの例ではなく、マッシュアップ/Web API情報のポータルサイトを紹介しておきます。マッシュアップをする際に参考にしてください(参考「ベクター、Web API情報サイト「Mashupedia」オープン」)。
さらに次ページでは、マッシュアップをするためのツールをいくつか紹介します。
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