2007年からマッシュアップがより手軽にできるための「マッシュアップエディター」が発表されています。Web上でテキストエディタ形式や各パーツをドラッグ&ドロップで配置をしたり、どれも直感的にマッシュアップができるのが特徴です。
しかし、開発を行うにはプログラムの知識はある程度必要であり、初心者にはまだまだ手軽にチャンレジできるサービスではないようです。
名前のとおり、Web APIやRSSなどの各パーツをパイプでつなげていくだけでマッシュアップが完了するツールです。Yahoo!のIDがないと、利用できません(参考「簡単マッシュアップ、「Yahoo! Pipes」を試してみた」)。
パーツを置くときや各メニューの演出がとても未来的で、見ていて面白いです。利用するにはWindows LiveのアカウントとSilverlight 1.0以上のランタイムが必要です。
編集部注:Microsoft Popflyについて詳しく知りたい読者は、記事「Popflyでマッシュアップの面白さを体感しよう!」をご参照ください。
テキストエディタにタグを埋め込みながらコードを作成していくツールです。利用にはサインアップが必要ですが、2008年3月現在は申し込み順が早いユーザーから利用できるようです。
マッシュアップはWeb 2.0を構成する手法の1つとして非常に注目を浴びましたが、現状としては「マッシュアップ」という言葉が先行していた感が否めません。
確かに「マッシュアップ」という冠は付いていませんが、サービスをミックスして新しいサービスを生み出す…… というコンセプトはネットサービスに確実に使われており、Web APIを利用したサービスや機能を取り込んだブログなどはたくさんリリースされています。
最近では、GoogleやYahoo!が手軽にマッシュアップできる「マッシュアップエディター」をリリースしているので、再び「マッシュアップ」という言葉が復活するかもしれませんね。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.