ジャストシステムは8月5日、Windows Mobile搭載端末向けの日本語入力システム「ATOK for Windows Mobile」を9月30日に発売すると発表した。Windows Mobile 5.0/6に対応するが、Windows Mobile 5.0 software for Smartphone 日本語版やWindows Mobile 6 Standard 日本語版には対応しない。対応端末はイー・モバイルの「EMONSTER(S11HT)」、NTTドコモの「hTc Z」、ソフトバンクの「X01HT」、ウィルコムの「W-ZERO3(WS003SH/WS004SH)」、HPのPDA「iPAQ 112/212」。パッケージ版が5565円(税込み)、ダウンロード版が4800円(税別)。
ケータイ同様の推測変換機能を搭載し、入力された文字に応じて入力候補を次々と表示するほか、入力された言葉を受けて次に来ると予測される言葉を表示する。また、連文節変換機能により、前後の文章を判断して適切に変換する。
メールやチャットで多用される話し言葉や関西弁などの方言の変換にも対応し、地名や駅名、芸能人名、流行語などを含む最新の多数の言葉を収録した辞書を搭載。また、間違って入力を確定してしまった単語を未確定状態に戻す「確定アンドゥ機能」や、「きょう」と入力して今日の日付を入力できる「日付入力支援機能」など、PC向け製品で搭載する機能も提供する。PC向けATOKで辞書登録した情報は専用ツールで移行できる。
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