人事業務関連サービスのレジェンダ・コーポレーションは6月11日、2010年度入社予定学生の就職活動状況について調査結果を発表した。
調査は2010年4月入社を希望する学生9563名に対して、2009年5月26日から31日の6日間、インターネット上で実施した。有効回答数は927人。
調査段階の5月で「内々定をもらっていない」割合は27%だった。4月調査時の41%から14ポイント低下で、2008年同時期の21%よりも6ポイント高い。同社は「昨年よりも内々定を得にくい環境」と分析する。内々定をもらった最も多い時期は、2008年と同様に4月だった。
5月の会社説明会参加社数は2.41社、面接受験社数は1.64社。特に面接受験社数は、4月の5.64社から大幅に減少してる。2008年度5月の受験社数2.03社と比較すると、今年の面接は縮小傾向であることが分かる。
5月末時で就職活動を継続している学生は35%で、そのうち92%がまだ内々定をもらっていない。2008年度調査では、内々定をもらった学生の活動継続率は40%。今年の内々定をもらった学生は、早期に就職活動を終えたことになる。
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