SELinuxのデフォルトの設定では、/var/www/html/zabbix/conf/zabbix.conf.phpに書き込みを行えないため、SELinuxの設定を無効にします。「セキュリティレベルとファイアウォールの設定」ツールでの設定変更の手順は次のとおりです。
/var/www/html/zabbix/conf/zabbix.conf.phpに書き込みができるように、直上のディレクトリに書き込み権限を付与します。
# chmod o+w /var/www/html/zabbix/conf
ZABBIXのWebインターフェイスは、設定が存在しない状態でアクセスするとインストーラが起動するようになっています。ZABBIXサーバが起動しているマシン上のブラウザで、以下のURLを開きます。
http://localhost/zabbix
するとインストーラが表示されるため、次の手順でインストールを進めてください。
Nextをクリックします。
「I agree」にチェックを入れてNextをクリックします。
すべてOKになっていることを確認してNextをクリックします。1つでもOKになっていない場合は、該当するPHP関連パッケージがインストールされているか確認してください。
先に設定したMySQLの設定を入力し「Test connection」をクリックします。表示がOKになればNextをクリックします。
WebインターフェイスがZABBIXサーバの動作を確認するための設定を行います。ZABBIXサーバのホスト名とポート番号を入力して、Nextをクリックします。
確認のために入力した設定が表示されるため、問題がなければNextをクリックします。
設定ファイルのインストールを行います。
ここで、「Configuration file : OK」の文字が表示されれば、設定ファイルのインストールは完了です。以下のコマンドを実行してディレクトリと設定ファイルに適切な所有者と権限を設定してください。
# chmod 755 /var/www/html/zabbix/conf # chown root:root /var/www/html/zabbix/conf/zabbix.conf.php # chmod 644 /var/www/html/zabbix/conf/zabbix.conf.php
そして、Nextをクリックします。
Nextをクリックします。以下のログイン画面が表示されれば、Webインターフェイスのインストールは終了です。
ZABBIX Webインターフェイスのデフォルトのアカウントは、次のように設定されています。
Login name : admin Password : zabbix
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