「秘密のファイル世界デビュー」――日立システムがセキュリティかるた大会2月2日は「情報セキュリティの日」

» 2010年02月03日 00時00分 公開
[金武明日香@IT]

 日立システムアンドサービスは2月2日、「情報セキュリティの日」にちなんだイベント「情報セキュリティ講座&NPO対抗セキュリティいろはかるた大会」を開催した。

 同大会は「IT人材の交流」と「セキュリティ意識を持った人材の育成」を目指した取り組みで、5回目の開催となる。今年は初の試みとして、IT企業だけではなくNPOからも参加者を募った。

大会の様子 大会の様子

 大会は2部制で実施した。第1部は「SIベンダ各社対抗戦」で、NTTデータ、NECソフト、東京計器インフォメーションシステム、日立ソフトウェアエンジニアリング、PFUの5社から各3名、日立システムアンドサービスから9名が参加した。3名1チームの「団体戦」と「個人戦」の2形式で、参加者たちは腕を競い合った。

 トーナメント式の団体戦では、前回2位だったPFUが優勝した。「ずっと練習してきた甲斐がありました」と、PFUの選手は優勝の喜びを語った。日立システムアンドサービス 人財開発部部長 石川拓夫氏は「SIベンダ同士が交流する機会はなかなか少ない。『かるた大会』という楽しみを通じて、SIベンダ同士の輪が広がっていけばいいと思う。今後も大会を継続していきたい」とまとめた。参加者の1人は「大会のために勉強したことで、普段から行うべきセキュリティ対策を再確認できた」と語った。

 第2部では日本NPOセンター、パブリック・リソースセンターなど、10のNPO団体が参加して対抗戦を行った。大会前には「セキュリティいろはかるた」を監修した慶應義塾大学教授 武田圭史氏による「セキュリティ講話」や、ITに関する相談を受ける時間を設けた。参加した団体はIT団体戦では日立システムアンドサービスが優勝した。

セキュリティいろはかるた セキュリティいろはかるた

 今回の大会で使用した「セキュリティいろはかるた」は、日立システムアンドサービスが2008年に発売した。2006年に発売した「セキュリティかるた」の姉妹版に当たる。

 「【ひ】秘密のファイル 世界デビュー」「【む】無茶な規則で オフィスが停止」「【す】鈴木さん パスワードまで suzuki3」など、最低限知っておくべき情報セキュリティ知識を初心者でも分かるようにまとめている。

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