jQueryを使えばAjax技術による非同期処理も簡潔に記述できる。Ajax関連の基本メソッドをまとめた、すぐに役立つ10本を一挙公開。
このシリーズでは、jQueryの基本機能を逆引きリファレンスの形式でまとめています。リファレンスという性質上、本連載では入門レベルでの解説は割愛しています。jQueryの基本構文、Visual Studio上でjQueryを利用する方法などについては、拙稿「ASP.NETプログラマーのためのjQuery入門」を併せて参照することをお勧めします。
さて、本連載も第8回となる今回は「Ajax編」です。Ajaxとは、ひと言でいうならば、JavaScriptコードからサーバに対してHTTP通信を行うための技術です。Ajax技術を利用すれば、サーバとの通信のたびにページ全体をリフレッシュさせることがないため、途中で操作を遮られることのない、より使いやすいWebアプリケーションを構築できるようになります。Ajaxそのものについては、拙稿「枯れた新しいUI革命『Ajax』をASP.NETで活用する」などでも解説していますので、併せて参照してください。
本稿ではAjax技術そのものについては理解していることを前提に、jQueryのAjax関連メソッドについて解説します。
以上、今回はAjax(前編)ということで、jQueryで提供されるAjax関連メソッドの中でも、定型的なAjax処理を行うのに便利なメソッドを中心に解説しました。
次回後編では、より汎用的に利用できる(そして、Ajax関連メソッドの基本機能となる)$.ajaxメソッドをはじめ、Ajaxイベント、Ajaxオプションなどについて紹介する予定です。
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