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将来のキャリアに不安を抱えているが、不安を解消するための具体的な行動をなかなか起こせない。勉強への意欲はあるものの、忙しい日々の中でどんな勉強をしたらいいのか分からない―― 情報処理推進機構(IPA)が4月20日に発表した「IT人材白書2011」概要から、 将来の道筋が見えずに行動しあぐねているエンジニアの姿が浮かび上がってきた。
「将来のキャリアについて不安に思うか」という問いに対して「よく当てはまる」は19.4%、「どちらかといえば当てはまる」が49.6%と、約7割のエンジニアが自らの将来に不安を感じていることが明らかになった。
不安要因として最も多かったのは「自分の現在のスキルが将来にも通用するかどうか分からない」(49.2%)で、次点の「自分の会社が、将来も今と同じ状況にあるか分からない」(34.2%)を大きく引き離している(「IT人材白書2010調査」)。
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