アルーは、2025年卒新入社員を対象に、入社後感じている不安や今後のキャリアプランに関する意識調査を実施した。約半数が仕事や職場の人間関係に不安を感じていた。
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アルーは2025年5月7日、2025年卒新入社員を対象に実施した意識調査の結果を発表した。412人から有効回答を得ており、内訳は従業員規模1000人以上の企業に入社した人が205人、同999人以下の企業に入社した207人となっている。
調査結果によると、25年卒新入社員は労働環境や人間関係の他、私生活とのバランスについて不安を抱えていることが分かった。特に、「仕事をうまくこなせるか」が不安と答えた人が最も多く、従業員999人以下の企業で56.5%、同1000人以上の企業で61.5%だった。次いで多かったのは「上司、先輩、同僚とうまくやっていけるか」で従業員999人以下の企業で46.9%、1000人以上の企業では46.8%だった。
従業員規模にかかわらず約45%の新入社員が入社前と入社後にギャップを感じていた。ギャップを感じた具体的なこととしては「残業時間」と「研修、スキルアップ、キャリアアップ体制」などが挙がった。入社後のギャップを乗り越えるために25年卒新入社員が会社に期待する支援としては「先輩社員との相談」「上司との相談」「人事との相談」が上位を占めた。
一方、今後のキャリアプランを見ると、「現在の会社で働き続ける」と回答した人の割合が、従業員999人以下の企業で44.9%、同1000人以上の企業で60.0%と最も高かった。これに対して「転職を選択肢の一つとする」または「いつかは転職(独立)することを決めている」は、従業員規模にかかわらず約20%だった。
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