CCENT(Cisco Certified Entry Networking Technician):@IT自分戦略研究所 資格辞典
CCENT(Cisco Certified Entry Networking Technician)とは、シスコシステムズが認定するシスコ技術者認定の1つ。4段階あるうちのエントリレベル。
基本的な資格であるCCNAの下位に当たる入門レベルの資格である。受験者には、基本的なネットワークセキュリティを含め、小規模なエンタープライズブランチネットワークの導入や運用、およびトラブルシューティングを行う知識と技能が要求される。受験はCBT方式。受験料は1万3388円(税込)。
CCENTの資格を取得するためには、以下の試験に合格する必要がある。
- ICND1試験(640-822J ICND Part1)
なお、ICND1試験は、CCNAを取得する際に必要な2科目のうちの1つである(もう1つはICND2試験)。
試験時間90分。問題数は40〜50問。
- データネットワークの動作の説明
- 小規模スイッチドネットワークの実装
- 小規模ブランチオフィスのネットワーク要件に対応するIPアドレッシング方式およびIPサービスの実装
- 小規模ルーテッドネットワークの実装
- WLANに必要な適切な管理タスクの説明と選択
- ネットワークに対するセキュリティ面の脅威の特定およびこれらの脅威を軽減するための一般的な方法の説明
- WANリンクの実装と確認
本資格には有効期限が定められており、合格日から3年間、有効である。資格の再認定が可能であり、再認定を受けるには、認定の有効期限内に次のいずれかの条件を満たす必要がある。
- 現行のICND1試験、ICND2試験、CCNA試験、CCDA試験に合格する。
- 現行のCCNA Concentration 試験の1つ(Wireless、Security、Voice、または SP Ops)に合格する。
- 現行のプロフェッショナル・レベル試験の1つに合格する。
- 現行のシスコ・スペシャリスト試験の1つ(Sales Specialist、MeetingPlace Specialist、Implementing Cisco Telepresence Installations [ITI] 試験を除く)に合格する。
- 現行のCCIE筆記試験の1つに合格する。
- 現行のCCDE筆記試験に合格する。
- 現行のCCDE実技試験に合格する。
- アーキテクト・インタビューおよびアーキテクト委員会審査に合格する。
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