米AmazonのクラウドサービスAmazon Web Services(AWS)で、新たにWindows Server 2012が利用できるようになった。
米AmazonのクラウドサービスAmazon Web Services(AWS)で、新たにWindows Server 2012が利用できるようになった。AWSのWindowsチーム責任者で元Microsoft社員のトム・リッツォ氏が11月19日のAWSブログで発表した。
AWSはすでにWindows Server 2003 R2、2008、2008 R2に対応しており、今回新たにWindows Server 2012のサポートが加わった。2012を含むWindows Serverは、AWSの無料利用枠を使って月間750時間のMicro Instanceを1年間利用可能。無料枠での検証を経て実用に移す場合は、いったんインスタンスを中止して、より大きなインスタンスで再開するだけで済む。
国際化対応では、19言語に対応したAMIを含め、31のWindows Server 2012 AMIを公開した。これらAMIはすべてのリージョンで利用でき、各種インスタンスタイプに対応する。
AWS上のPaaSサービス「Elastic Beanstalk」でも、Windows Server 2012ベースの.NETアプリケーションを新たにサポートした。アプリケーションはVisual StudioまたはAWS Management Consoleからデプロイできる。
また、Windows上で.NETを使ったアプリケーション開発を支援する目的で、Windows Server 2012に搭載された新しい.NET Frameworkである「.NET Framework 4.5」と、「Visual Studio 2012」もサポートしている。
Windows Server 2012の利用開始を支援するため、Windows Server 2012インスタンスの作成方法などについて解説した動画もAWSブログに掲載された。
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