サイバーエージェントがクラウドファンディング市場に参入し、今夏にサービスを開始する。
サイバーエージェントは5月14日、クラウドファンディング事業子会社として、株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディングを5月1日付で設立し、今夏にサービスを開始すると発表した。
クラウドファンディングとは、実現したいアイデア・プロジェクトなどに対し、インターネット経由で不特定多数からの支援金や協力を募る方法。米国で2009年にスタートしたKickstarterや、国内サービスのCAMPFIREなど、国内外でクラウドファンディングサービスが登場している。
CAMPFIREを運営するハイパーインターネッツは5月9日、同プラットフォームにおいて、1プロジェクトあたりの最高支援額となる600万円を集めることに成功したと発表している。
サイバーエージェント・クラウドファンディングでは、支援金を募りたいプロジェクトやベンチャー企業と、それを支援したいという人をマッチングする。支援金を募るプロジェクトは、同社で実現性・信頼性を審査したうえで情報を掲載する。
また、サイバーエージェントが運営する「Ameba」と連携し、プロジェクトのプロモーション支援を行うなど、グループ間でのサービス提供を図る。
2014年3月時点で月間調達総額1億円のサービスを目指すとしている。
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