米Googleは5月22日、オープンソースプロジェクト用の無償ホスティングサービス「Project Hosting on Google Code」で提供していたファイルのダウンロード機能を、段階的に廃止すると発表した。
米Googleは5月22日、オープンソースプロジェクト用の無償ホスティングサービス「Project Hosting on Google Code」で提供していたファイルのダウンロード機能を、段階的に廃止すると発表した。
Project Hostingでは、オープンソースプロジェクトのバージョン管理や問題追跡、wikiなどの機能を提供し、ファイルを一般にダウンロード提供することが可能だった。ところが最近になって、ダウンロード機能が悪用されるケースが急増したという。
このためGoogleは、「コミュニティの安全とセキュリティを守るため、ダウンロード機能を非推奨とすることにした」と説明する。
5月22日の時点でファイルをダウンロード提供していない既存のプロジェクト、および新規の全プロジェクトについては、同日からダウンロードができなくなった。
既存のプロジェクトでファイルのダウンロード提供を行っている場合は、2014年1月15日以降、新規のダウンロード作成ができなくなる。現在ダウンロード提供中のファイルについては「当面の間」、アクセス可能な状態を継続するとしている。
定期的に新しいダウンロードを作成しているプロジェクトについては、2014年1月15日までに別のサービスにダウンロード機能を移すよう勧告しており、代替サービスとしてGoogle Driveの利用を推奨している。
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